見出し画像

「ピクトマンガ」を知ってほしい!

ピクトマンガ、記念すべき第一話目はこのお話。

「虫を見ていたら…」

小学生がお辞儀をすると、ランドセルの蓋が開いて教科書が飛び出すというあるあるだ。(本当にあるあるか?)

卒業制作から3年。
まさかまだ飽きずにピクトマンガを描いているとは...
「おまえ、まだ描いとるんか。懲りんのう。」というご先祖様の声が聞こえてきそうだ。


1.ピクトマンガって、そもそもなあに?

卒業制作の「ピクトマンガ」

その名の通り、ピクトグラムだけで構成されたマンガである。
単純すぎる名前だが、どうやらネットで調べても引っかからないので
私が初めて名付けた、とここで言っておこう。えっへん。

顔のパーツや文字を使わずに、いかに感情表現や情景描写ができるか、私の挑戦が詰まった本だ。

「先生の話を聞きなさーい!」

ピクトマンガを卒業制作にしたきっかけの一つに、ゼミの先生が研究室で見せてくださった一冊の本がある。

日本語は一切かかれていなかったが、(英語だったかドイツ語だったか)
何を書いているのかはなんとなく伝わってきた。

わたしはそんな、インターナショナル人間ではないのに、なぜ?

絵文字のようなものだけで、文章が構築されたページがあったからだ。
確か、「スイッチを押す・パソコンが起動する…」といった内容のもの。

全然違うんですけど、イメージです。これが再現の限界でした。

おもれー!と、そのページに釘付けだったことを今でも覚えている。(本のタイトルは忘れちゃった。悲しい。)

・この本が頭に引っかかっていたこと
・4コマ漫画を描くのがずっと好きだったこと
・ピクトグラムに大ハマりし始めたこと

が重なり、生まれたのが「ピクトマンガ」だ。


2.ピクトマンガ第2形態

月日が経つにつれ、ピクトマンガは姿を変えていった。

最近のピクトマンガ

モノクロに。
感情を表すマークが枠の外に。
コマ数を増やし。
題名を英語にして世界に伝わるように。

実験は続くので、きっとまた姿は変わると思うが
とりあえず今の所はこのスタイル。

名刺の裏もピクトマンガ

私の思った通りのストーリーが読者に伝わるといいな…というのが本望なのだが、
人によってしてきた経験も違うし(読んできたマンガも違うし)、捉え方はさまざまなのかな?とも思ったりする。

卒業制作以外のピクトマンガは、未だ世に出して感想をもらったことがないので、
どのように読み取ってもらえるのかが分からない。

そこで!ピクトマンガ、初めての展示です!(突然の告知)


3.展示だってさ!ワクワク!

展示場所は、昭和町の文の里商店街の中にあります

私の描いたピクトマンガ数話を展示しますので、解読してみませんか。
どんなストーリーが見えたか、こっそり教えてください。

私が考えた正解のストーリーも一緒に置いておきますので、答え合わせしてみてください。
謎解きしている気分で!レッツ解読!

この場所での展示は3回目なのですが
おそらくこの先、展示をやらせてもらう際はしばらくは「ピクトマンガ」をテーマにした展示をやろうかと思っております。


4.ピクトマンガの野望

ピクトマンガというコンテンツは、これから先もずっと大事にしていきたいし
まだまだ伸び代があると思う。

ちょっと野望を羅列して、この記事を終えるとしましょうか。

・日本を飛び出して、世界中の人に伝わってほしい
文字がないので、誰にでも伝わるのが強みかと。
ピクトマンガは「Picto manga」という表記になるのかな。

・おもしろ話を描き続け、本にまとめたい
オチのある4コママンガを描くのが昔から(そして今も)好きだったように
自分のためにおもしろピクトマンガを描き続けます。デザインとしてではなく、エンタメとして。

・「伝える手段」の一つにピクトマンガが候補に入って欲しい。デザインとして。
イラスト・ロゴ・図解…それこそ、私が普段お仕事で描いているアイコン等、「伝える手段」にはさまざまなものが挙げられるけれど、
そこに「ピクトマンガ」が仲間入りして人の役に立つことができたら私は大喜びします。

ちなみに、車いすで茶道体験ができる店「ハンケイ5mショップ」にて
オリジナルピクトマンガを置いていただいております!
エンタメ以外のピクトマンガを初めて描きました。
ありがたい…ありがたい…

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?