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#16アラサーの豪ワーホリ!バイト格闘編part3

段々と店長に認められてきたのか、私に対する態度が軟化してきた!

バイトを始めて3週間ほど経った頃だろうか、私の留学プログラムの関係で引っ越さなければならなくなり、バイトを辞めることになった。厨房に慣れて来た頃なのにもったいない。店長に辞めると言ったらまた怒られるだろうか、という思いが脳裏をよぎったが、次に進むときだ。辞めると決まれば一日でも早い方がいいので次の勤務日に言うことに決めた。

営業後、片付けが終わり他のスタッフが帰るタイミングで店長に退職の旨を伝えた。すると、意外にもこんな言葉が返ってきた。

人生は一度きりやからな、自分のやりたいと思うことをやった方がええよ

てっきり怒られるとばかり思っていたので、そんな優しい言葉を掛けてもらえるとは夢にも思っていなかった。さすが、ワーホリをきっかけにオーストラリアに住み、自分のお店を持った人は言うことが違う。そうして退職は決まったが、ギリギリまでいて欲しいと言われ続けさせてもらうことになった。

その後、調理のスタッフを追加で雇うためトライアルに何人か来た。だが、店長の態度に怖気づいてみんな辞めていく。スタッフが全然定着しない。トライアル初日に私の指導をしてくれた先輩スタッフが、店長に「店長は始めから高い基準を求めすぎなんですよ。メニュー覚えられる人で、なおかつおちかさん(私)みたいにガッツがあって、何言われてもお店出て来てくれる人なかなかいないと思います」と言った。すると、「外国で暮らして、みんなもっと強くならないとな!」と店長。うーん。言いたいことは分かるけど、そういうことじゃないような。トライアルで店長に怒られて泣いたり、そのまま帰ったりした人もいたぐらいだ。無駄に怖がらせるのはお互いのためにならない、と思うが…。

更なる試練はその後に来た。あと1週間ほどで退職だというのに、いきなりホール担当になった。なぜ?!正直今から新しいことを覚えるのは面倒だったので、店長に調理のままで働かせてほしいとお願いした。が、ホールの人が足りないし入ってほしい、との返答。納得はしていないが、やるしかない。そこからオーダーを取ったり、ドリンクを作ったりと他のスタッフの見様見真似でやっていく。分からないことを聞いても、忙しいからと教えてもらえない。あれ?デジャブかな?あと1週間だけ耐えろ、と自分に言い聞かせて乗り切った。

次回、#17アラサーの豪ワーホリ!バイト格闘編part4につづく

👇今日はこの歌🎶
https://youtu.be/CevxZvSJLk8

※写真は、ブリスベンにある動物園🦓コアラが抱っこ出来たり、オーストラリアの動物がたくさんいたりする。カンガルーたちの集会🦘💕

リゾバ生活.com
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