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#27アラサーの豪ワーホリ!日本語教師アシスタント編part7

語学学校で開催した「カルチャーデイ」と同様のイベントが派遣先の学校でも行われた。多民族国家のオーストラリアでは、色んな国を知るためにやはりこういったイベントが多いのだろうか?

私は日本に関する何かを出来ないかと日本語の先生ジャッキーと話し合い、生徒たちに浴衣を着てもらうことにした。幸いジェーン、ジャッキー、タミの3人が持っている浴衣をかき集めるとそれなりの数になったので生徒がたくさん来ても着付け対応が出来るだろう。

当日はジャッキーと私も一日浴衣を着て対応した。幼稚園から中学生対象で行われたこのイベントは、一人ひとつずつイベント用のパスポートが配られ、全ての教室を回りながら生徒たちに各国の体験メニューをさせ、体験が済むとパスポートにスタンプが押されるというシステムだ。

日本の部屋ではジャッキーと私による着付け体験が行われていた。各クラスが順番に訪れ、みんなの前で着付けのデモンストレーションを行った後、各自着てみるという流れにした。着付けを久しぶりにするので正直あまり自信がなかったが、何十人もこなすうちに慣れてきた。生徒の中には襟を反対にしている子もいて、「それは死んだ人だよ」と教えるとギョッとしていた。みんな「サムライ!サムラーイ!コンニチハ!」などと言いながら思い思いにポーズをとり、何枚も写真を撮っていた。それから、下駄や草履は足が痛いからと不評だった。ビーチサンダルと大して変わらないようにも思うが、違うのだろう。

生徒たち自身もいろんな衣装を身にまとっていた。日本好きなのか、浴衣を家から着てきた生徒もいれば、チャイナ服やアラビアンな衣装も目にすることが出来た。いろんな国にルートを持った人々で形成されている国とは、興味深いものだなぁと思った。日本でも最近は外国人が多く住んでいるが、それとはまた違った感じだ。

私はこの1ヵ月のアシスタント業務を通して、他文化が共存し合う楽しさを知ることが出来た。また、初めてオーストラリアの社会にどっぷり浸かることで大変さも体験した。オージーの同僚はどんなときでも逞しく、柔軟性がありフレンドリーであった。そういった姿勢を見習いたいと思った。

次回、#28アラサーの豪ワーホリ!オーペア編part1につづく

👇今日はこの曲🎶アラジンの実写版見てない人はネタバレ注意!

※写真は、学校のカルチャーデイの様子。先生も生徒もカラフルな衣装に身を包んでいる👘

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