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#18アラサーの豪ワーホリ!バスキング編part1

「バスキング」というものをご存じだろうか?これはいわゆる「ストリートパフォーム」や「路上ライブ」のことだ。また、バスキングをする人を「バスカー」と呼ぶ。オーストラリアでは許可を取れば自由にこの活動が出来て(活動してはいけないエリアというのも存在するので注意が必要であるが)、チップがもらえる。基本的に危ないことをしなければ、音楽をやろうと、手品をやろうと構わない。私は津軽三味線をオーストラリアに持って行ったので、経験づくり・小遣い稼ぎにやってみることにした。

まずは許可取りのために役所へ行こう。受付で申請書をもらう。全文英語だ…しかも項目が何気に多い、つらい。項目にチェックをしていき、最後に署名をした。許可される期間は3か月(※1)で、パスポートの提示とともに13ドル(1000円)ほど払う。また、受付で顔写真を撮られて、許可証に顔が映し出されるらしい。パフォーマンスをするときはこの許可証を見えるところに置かなければならない。私が「スッピンなんですけど!!ちょっと今からトイレで化粧してきます!」とジョークを言うと「大丈夫よ。今のままで十分あなたは美しいから」と女性職員さん。わーお。

その次の週末、早速活動するため家を出た。ここであることに気付く。三味線は座りながら演奏するけど、さすがに硬い地面に正座はきついから椅子か何かに座ろう。でも椅子がない。どうするか…と考えた結果、パブなどの裏道に放置?捨てられているビール瓶を入れる箱はどうかと思いついた。朝からパブが集まる地域で三味線を片手に空き箱を探しまわる私。人気のない路地にやっとひとつ見つけたので人目を気にしながらそれを拾う。それから、どこで演奏しようかと考えた。三味線を弾くときの条件として絶対に外せないことがある。
①屋根がある所…湿気・水気に弱い楽器のため、急な雨が降ってもすぐ撤収できる(そもそも事前に天気予報をチェックして、雨の日は活動しないようにするが)
②こもった空間…外で弾くと音が分散され聞こえない
この2点と、人通りの多いところで、と考えシドニーの主要駅のセントラル駅で演奏することにした。この駅のホームまで行く地下道がトンネルになっていて、音の反響がよさそうと思ったからだ。実際に他のミュージシャンもバスキングをしているのを見かけた。

他のバスカーたちの邪魔にならないよう距離を取って、ビールの空き箱を置き、いざ私のバスカー活動が始まった!

次回、#19アラサーの豪ワーホリ!バスキング編part2につづく

👇今日の歌はこれ🎶きれいなお姉さんいっぱい出てくる✨
https://youtu.be/cBVGlBWQzuc


※1 更新可。3か月と12か月が選べる
※写真は、セントラル駅でバスキングを始めるときに撮ったもの。この向かいにはいっぱい人がいる✨

リゾバ生活.com
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