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2020年9月11日、思い立って断酒。40年間以上続いた飲酒生活から脱し、酒なき夜を過…

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2020年9月11日、思い立って断酒。40年間以上続いた飲酒生活から脱し、酒なき夜を過ごし、朝目覚めたら、全く新しい自分がいた。

最近の記事

「新宿ゴールデン街から風が吹く」 (1月19日水曜日から週末22日土曜日までの風と光)

【本日の読書日記】2022/02/12 引用したのは、 青森県十和田市 新渡戸記念館がフェイスブックページから発信する 新渡戸稲造 著「一日一言」の1月19日の一言の文。 久々、颯爽としたデジャ・ブ(既視感)の風を 東京の街角ですぅー--っと浴びた気分でした。 上記の美しい綴りを風景として再現するが如く、 まさに我が心に風が吹き、一道の光明が差した。 不定期に連載されている新渡戸記念館の「一日一言」の現代文に意訳したものとともに、写真で掲載された原文を見て、その意味す

    • 相変わらずの牛歩の君へ

      【本日の読書日記】2022/01/30  なんか仕事が進まず 溜息ついたら、 ふと、この歌口ずさんでまして、 ぐぐって唄を聴いて、 歌詞読んでいたら、あ~あ、 と、何となく納得。ㅤ 広告会社の勤め人の頃、 中途の新入社員の頃から 長い事、仕事が下手くそ!と (特に、コピーライターのあの女性にこっぴどく!!) 上梓とか先輩に言われてきたのを 思い出しました。 30歳を過ぎて、 ようやく企画を通し、 売り上げをあげられるようになった頃、 テレビのニュースの国会では、 牛歩戦

      • 光の旅人

        伝言 海岸沿いを走る単線の電車に、父親と乗る。 会話はとりとめなく、ゆっくりと、電車は走る。 窓から見える背景は、あかるい海。 いくつもの波がゆるやかに押し寄せる。 その向こうには、くっきりと水平線。 天気は晴れ。日の光が眩しい。 こんな幸福な気分になったのは、本当に久しぶり。 きっと、二人は小さな旅行をしたあとだ。 私はその電車に乗っったまま、仕事場へ行かねばならない。 故郷へ帰る父親は、次の小さな無人駅で乗り換える。 ドアが開く、私達は席を立つ。

        「新宿ゴールデン街から風が吹く」 (1月19日水曜日から週末22日土曜日までの風と光)

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          三鷹駅

          三鷹駅

          太宰治文学サロン 太宰治展示室「三鷹の此の小さい家」にて 涙が、そして、だらだら、と。

          【本日の読書日記】2022/01/14 本日は色々用があって三鷹を歩いておりました。用をすました帰り道、すっかり高層ビルで変わり果てた三鷹駅前に、ショッピングセンターがあり、その最上階、三鷹市立の美術館があり、そこに常設の太宰治の展示室があるのを知り、時間もゆるく空いていたので、なおかつ無料ということで、行ってみました。 三鷹というと、普段は自転車で移動できる行動範囲なのですが、本日は非常に大事な用があったので、敢えて電車に乗り、周辺を自らの足で歩いてみたいと思いました。

          太宰治文学サロン 太宰治展示室「三鷹の此の小さい家」にて 涙が、そして、だらだら、と。

          そうだ、猿田彦へ。。

            ★ ㅤ ㅤ 運転免許証とか、紛失物とか探し物とかいろいろトラブルありまして。 役所とか、警察所とか、いやはや、なのですが。 失ったものを思い返すと、様々な思いが吹き出てきて、 たった一枚の紙きれ、写真にも生れた時からの 過去の物語が重層的に蘇ってきます。 今どき、年の瀬にこんなことがあるなんて、 何かしらの、重要なタイミングを迎えているのかもしれないと、思いながら、 今ここに至ることを、神に感謝。 ㅤ ともあれ、いままでにない感覚だ。 ㅤ ㅤ

          そうだ、猿田彦へ。。

          アメリカの夢

          ブルース・リーの最後の作品「燃えよドラゴン」で こんな言葉が僧侶から発せられている。 「本当の敵はいつもと違った像=イメージで現れる。」 また、そのイメージという敵に立ち向かうには、 己を無にしなくてはならない、 とブルース・リーは言う。 その場面のシナリオだけは、完全にブルース・リーのオリジナルである。 これに似た言葉が劇中にもう一つある。 「Fighting without fighting=闘わずして闘う戦い方」 予め争いの流れを読み込み、 己の意志のコントロー

          アメリカの夢

          最期の晩酌 西荻窪 田毎

          2020年9月10日 精神科のクリニックの診断を受けて、 酒を止めなければ、取り返しのつかないことになる、 というニュアンスの診断の結果を受けて、 期日を決めての断酒を決意した。 最期の酒を飲む場所、 まさに人生の最後の酒場を考える断酒開始の期日は、明日11日。 よって本日が最後の酒を楽しむ夜になる。 どこで最後の酒を飲もうと考えた。 選択肢は二つしかなかった。 サイゼリアでワインを飲むか、 あるいは、 もう数年来の行きつけのおでん屋、 西荻窪の田毎か。 まあ、サイ

          最期の晩酌 西荻窪 田毎

          断酒を決意したきっかけは、精神科クリニックの女性医師の一言だった。

          2020年9月10日に断酒を決意、11日より断酒を開始しました。そこに至るまでは、自分自身が予想だにしなかった人生の展開がありました。その流れの中、とても苦しい思いをしました。 そのすべて出来事において影響していたのが「飲酒」でした。今になってみれば、シンプルで納得できる話だけど、無我夢中の時は、さっぱりわからなかった。 そして、ココロとカラダの不調の暗中模索に決着をつけたのが、いくつもの通った医療施設の中で最期の場所となる「精神科クリニック」の女性医師の発した診断の

          断酒を決意したきっかけは、精神科クリニックの女性医師の一言だった。