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相変わらずの牛歩の君へ

【本日の読書日記】2022/01/30 

君のゆく道は はてしなく遠い
だのに なぜ
歯を食いしばり
君は行くのか そんなにしてまでㅤ 
君のあの人は 今はもういない
だのに なぜ
なにを探して
君は行くのか あてもないのに
君の行く道は
希望へとつづく
空にまた陽が昇るとき
若者はまた 歩き始める

「若者たち」 唄:ザ・ブロードサイド・フォー 
作詞 藤田敏雄・作曲 佐藤 勝 1966年より


なんか仕事が進まず
溜息ついたら、
ふと、この歌口ずさんでまして、
ぐぐって唄を聴いて、
歌詞読んでいたら、あ~あ、
と、何となく納得。ㅤ

広告会社の勤め人の頃、
中途の新入社員の頃から
長い事、仕事が下手くそ!と
(特に、コピーライターのあの女性にこっぴどく!!)
上梓とか先輩に言われてきたのを
思い出しました。

30歳を過ぎて、
ようやく企画を通し、
売り上げをあげられるようになった頃、
テレビのニュースの国会では、
牛歩戦術が行われていました。
野党の方々が至極ゆっくりと歩いて投票していた。

ある夜、
上司も合わせて数人、
新宿で酒飲んでいたら、
その「牛歩投票」の話題になり、

上司の一人が
「お前みたいじゃないか」
と言ってきました。

もう一人の上司も、
「そうだ、牛歩の才蔵!いいじゃないか」
と言いました。

「牛歩の才蔵」

「遅咲き」を意味しての誉め言葉でした。

ちょっと複雑ですが、
まあ、そうだろうなぁ、
と自分で納得しながら、
苦笑いを含みながら
ほくそ笑んだのを時々思い出します。

ㅤㅤ 

(はぁ~)

 

空にまた陽が昇るとき
(遅咲きすぎる)若(バカ)者はまた 歩き始める

ㅤ 

よっこらしょ、っと。ㅤ

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