File.8
2021.12.14
本格的な冬の寒さからか、12月に入ってから首・肩・背中・腰が痛む。
バス通学をしていた高校時代から腰痛を抱えていたが、このひと月の間に腰痛だけは異常なくらい悪化している。
また立て続いていた地震のせいで、東日本大震災のトラウマからフラッシュバックを起こし、動きたくない・自宅から外に出たくないという精神的な理由から、家の中でできることだけに専念していた数日間について話す。
ストレッチにマッサージを追加していただき、いつも通りトレーニングをしながら、わたしの抱えているトラウマについてはじめて理学療法士さんに打ち明けた。「心配事や考え事等、精神的に良くない状態の時こそ、太陽の光を浴びながら有酸素運動をすることで、脳内細胞が活性化される」ということが、医学的エビデンスとして明記されているということを聴かせてくださった。さらに有酸素運動で脳内細胞を活性化させることで、ここひと月悩まされている背面痛も和らぐということも教えていただいた。
35分間のトレーニングを終え、しっかりと筋肉と関節をほぐしながら、今後は少し無理をしてでも有酸素運動を行うという方向に決まった。
2021.12.28
師走という旧暦の月名の通り、もろもろ忙しなくなる年の瀬。年を越す前に求職活動を締めくくることができたが、心浮かれる暇もなく総合病院へ向かう、今年最後のリハビリ通院。
体調にほとんど変わりはないが、運動した後に右臀部に筋痛らしき痛みがあること、意識が遠のくほどではなくとも少しぼーっとしてしまう時間があることを伝える。また握力は21kg-23kgと少しだけ落ちているが、どれにしても心配ないとのこと。今まで通りほぐしたり動かしたりしつつ、じっくりとストレッチやマッサージを欠かさずに行うようにお話をいただいた。
30分間みっちりと身体を動かした後には、久しぶりに理学療法士さんとちょっとした座談会。かなり病状が落ち着いた状態が続いており、主治医の見解にもよるが、次回でリハビリを始めてから7か月経つということもあり、次回のリハビリ通院を持っていったん卒業しよう、というお話だった。年明け早々から社会復帰の第1歩を歩き始めることで、仕事をしてみて何か不安なことがあれば、また訊かせて欲しいということ。
左不全麻痺という診断が免れるわけではないが、日常生活や就労に関して、通院をしてまでリハビリテーションで加療をする必要がないくらい、わたしの身体機能や運動機能は改善しているという表れである。それなりに長くお世話になってきたので少しばかり寂しい気もするが、念願の社会復帰を果たすことができ、自分自身の力で身体機能・運動機能を保つことができる、ということを保証されたのは非常にうれしいこと。
この信頼ある証明を無碍にしないよう、よりいっそう健康的な生活を送っていきたいと思う。
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