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2020年11月 台北から東京に戻るの記

(写真は、成田着陸直後の機内から撮ったもの)
2020年11月27日、4ヶ月の滞在を終えて台北から東京に戻ってきた。普段とは違う移動であっので、備忘録代わりに書いておく。乗ったのは中華航空(CI)100便(台北9:30発-成田13:30着 A359)。

朝6時30分 台北市内〜桃園空港(チェックイン)

台湾から日本への移動では、事前のPCR検査は義務付けられていないので出発前にバタバタすることもなく、普通にタクシーを手配。道もいつもどおり空いており、40分ほどで桃園空港に到着。

出発便もほとんどなく(僕が利用する中華航空は、日本便は福岡、関西、中部、成田が週2―3回飛んでいるようだ)、チェックインは並ぶこと無く…荷物が多かったので時間かかったが、それ以外の要因では手間が増えた印象は無い。ただ、チェックインの前に自分が発熱していないこと、もし発覚したらペナルティ(10万台湾ドルだったような)、みたいな誓約書にサインをした。

手荷物検査も、出国手続きも合わせて10分もかからず終わり、ラウンジへ。

朝8時 ガラガラのラウンジ

7月に東京から来る時は、成田のラウンジがやってなくて、免税店もほとんど開いていないし出発前にやることが無くて困ったが、さすがに台湾のフラッグシップなので、ラウンジが空いていた。ただ一部しか開けず、当然ビッフェ方式でもなく、メニューが1つ。朝食時間は、おかゆとフルーツ、おかず9種類のセットが自動的に出てきた。こんな状況でも開けてくれて、感謝しかない。免税店は、全部開いていたと思う。

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朝9時 315人乗る機材に19人のフライト

搭乗が始まったと聞いたので、ゲートへ。19人しかいないが、一応優先搭乗があり、一番に乗れた。接触を最低限に減らすため、チケットのスキャンは自分でやる。こういうところ、台湾はしっかりしている。

飛行機に乗り込むと、台湾来る時同様、CAさんは完全防護体制。自分の座ったあたりは、30人ぐらいのゾーンに2人しかおらず、ソーシャルディスタンスはしっかり確保できた。食事の時以外は常時マスク着用だけど。

飛ぶ飛行機が少ないのでほぼ定刻にゲートを離れ、待つこともなく離陸。

行きは温かくないボックスミールだったが、今日はホットミールが出た。しかもチキンと魚を選べる。細かいとこだけど、少しずつサービスが良くなっている。飛ばすだけでも赤字だろうに…感謝。

空も空いているので、定刻13:30分より15分ほど早く着陸。検査も無いし、質問票出すだけだからすぐ税関出られるだろう…と思ったら!

午後1時30分 質問票を出すために2時間待ち

台湾に来た時は、搭乗前に専用サイトで自分の情報を入れると、到着時にSMSが来てリンクをクリックするとQRコードが出て、それを係の人がスキャンして隔離期間開始!となった。飛行機降りて入国の前、スキャンして説明受けるだけだから1分もかからなかった。

しかし、日本の質問票は紙。受付のようなところへ行って出す模様。

着陸してゲートに着き、「機内で1時間待機」とのアナウンス。500人受付を待っているとのこと。1時間後、ゲートを通り抜けたところで係の人の案内でパイプ椅子が並ぶスペースへ。どうやら、便ごとにグループを作り、窓口へ案内している模様。しかも、検査を受けるかどうかの区分をする窓口と、質問票を出す窓口の2つがある(待ち時間にトイレに行き知る)。

結局、2箇所でパイプ椅子に座り1時間待たされ、中国からのお客さんに続いて窓口へ。ここは10分ぐらいで通過できた。その後入国。

このオペレーションは非常に問題がある。理由は2つ。感染している可能性が高い人もいる空港に長時間滞在しないといけないこと、紙を使って人間が受付をやっている為リスクが高い仕事に従事する人数(案内の人含め)を増やしていること。最悪のことを考えてリスクを最小限にするオペレーションが考えられていない。DXはよ…

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午後4時 ようやく専用タクシーに乗り込む〜帰宅

この日現在、台湾からの帰国者はPCRの検査こそ無いが、14日間の外出禁止、空港から待機場所までの公共交通機関が使用禁止(待機期間中も)。防疫対策が取られた専用の車を手配。価格は普通のタクシーと同じで、成田から東京23区は3万円(固定)。

大きなワンボックス(アルファードだったかな)が来て、僕一人運転手さん一人、ソーシャルディスタンスを取って、もちろんマスクして乗車。

時間帯が悪く、都内の渋滞が始まってしまったので世田谷区の自宅まで2時間半ほどかかってしまい、台北から東京の移動に一日費やしてしまった…(´Д⊂ヽ

ダイジェスト的な動画も作ったので、移動の様子がどんなか詳しく知りたい人は是非どうぞ(8分弱)。ちなみに撮影はOSMO POCKETです。

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