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子どもの海外留学|どれだけかかる?留学費用

子どもが留学したい!と言って心配になるのが留学にかかる費用だと思います。

語学研修、交換留学、正規留学などいろいろな留学形態がある中で、今回はアメリカに大学院留学することになった息子のケースで書きたいと思います。


大学院留学の情報

今回息子が選考された留学タイプは、両大学院で学び修了要件を満たすことで最短2年間で両大学のマスターの取得が可能になるというもの。デュアルディグリープログラムと呼ばれます。
メリットとしては、日本の大学の授業料だけで学ぶことができ、アメリカの大学のマスターを取得するとOPTが与えられることです。デメリットとしては、日本の就活に間に合わないことです。

大学院留学費用の項目

○留学前準備(円)
TOEFL受験やVISA申請、大使館までの交通費、パスポート、航空券などの費用です。

○イングリッシュカリキュラム受講(円)
息子は英語のスコア不足だったため、イングリッシュカリキュラムを受講することが留学条件でした。学部生の間にしっかりTOEFL対策をすればこの費用はかかりません。

○1セメスター(ドル)
寮、保険料、その他

○2セメスター(ドル)
寮、保険料、その他

○食費等の生活費(ドル)

留学前準備にかかる費用

大学から留学準備金として50万円支給されます。
パスポート申請
予防接種の追加接種
預金残高証明書2通
VISA申請
VISA申請のための交通費
留学保険加入
往復航空券
これらを合わせると50万円ほどになります。

イングリッシュカリキュラム

これは本人が準備して対策すれば払う必要がなかったものです😩
日本円にして80万円ほど支払いました。
5週間で80万円…高い!

受けないと留学できないのでやむを得ず。
留学担当の方と交渉しましたが、寮費用が安くなることはなかったです。
留学を視野に入れていると分かったらとにかくGPAと英語のスコアを確保するように働きかけて下さいね。

2セメスター分の寮・生活費

寮にもいくつか種類がありますが、1人1部屋でキッチンとリビング共有の4人で住むアパートメントに入りました。
ミールプランには入らずに自炊を選びました。

2セメスターで寮は約11000ドル。
医療保険は約2000ドル
生活費は月約400ドル
為替が変動するので日本円にして200〜230万ほどになりました。

留学費用のトータル

正確な数字は息子から明細を確認しなければわかりませんが、ざっくり計算すると約300万ですね。
これには留学前準備費用と日本の大学の授業料を含んでいません。

1年間の留学に300万と考えるとなかなかハードですが、ただ正規留学で2年間でマスター取得することに比べたらとても安く済みます。
アメリカの私立大学院修士課程の学費はめちゃくちゃ高いですし、2年間の寮・生活費も入れると1000万は超えると思います。

もしスカラーシップがとれるなら大学院授業料もわずかですし、給付型奨学金がもらえる方ならもっと少なく抑えられるでしょう。

デュアルディグリープログラムは本当に良い制度で出会えたことに感謝しています。


読んでいただきありがとうございます。
今日もハッピーな1日を。

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