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音の波|詩

寄せては引き
途切れては静かに始まる

まばゆい光線に貫かれ
瞬く間に暗闇へ溶ける

光も空気も
鋭く切りひらかれる

遠い世界のようで
同じ空気のなか

その響きをこの身で
確かに受け取って

響かせながら
帰路につく








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