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【日常】たまゆらのエピファニー

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生きているだけで、世界は哲学的発見に溢れている。見逃しがちなかりそめの感情の機微は、言葉にしないと忘れてしまう。
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2021年3月の記事一覧

飲み会完全割り勘制という謎の社会主義的思想

この世は矛盾だらけで、わたしの理解の範疇にはないことがまだまだたくさんあるが 社会人にな…

レジ精算できなくても男がいればいいと思っていた20歳のわたしへ

2020年11月、その時わたしは25歳。 ある人の誕生日のお祝いのため、COTTON CLUBのチケットを購…

この世で唯一時間の影響を受けないもの

2年前の夏、六本木で異彩を放つ純喫茶で ある人に言われてときめいた言葉があります 「言葉に…

変わりゆく女友達~大久保さんと葛城ミサトの言葉による救済

ところで、女友達とは不思議だ。 確かにわたしたちは青春の時間を共に過ごしたのに、 異なる環…

電車の窓の外に広がる人生の予告編

わたしの趣味は、あらゆる乗り物で 窓際に座るということだ。 これは物心ついた時からずっとで…

桜があれに見えたあの日から~密着:桜ドキュメンタリー2018の教え

桜。 1週間で咲き乱れて散り果てる儚い人生。 あまりにもかっこよすぎる生き様を見過ごすこと…

世界とわたしはつながっている~随筆プラットフォーム設立への思い

【随筆】とは 心に浮かんだ事、見聞きした事などを筆にまかせて書いた文章。そういう文体の作品。 出典:Oxford Languages ただ生きていても見落としてしまう 掬っても溢れ落ちてしまう そんな「物語」がこの世界には転がっている。 転がる「物語」に気づかぬまま 日々の忙しさにかまけて生きるのは なんて人間性の無駄遣いなのだろう、 そう考えたのが、随筆プラットフォーム設立のきっかけだ。 今は、 日常、旅、文化、恋愛・ジェンダー の大きく4つのカテゴリにわけて、つらつ