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【日常】たまゆらのエピファニー

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生きているだけで、世界は哲学的発見に溢れている。見逃しがちなかりそめの感情の機微は、言葉にしないと忘れてしまう。
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記事一覧

2022年の目標:分断・外注・年齢との戦い

お久しぶりです。 半年ぶりの投稿になりますが 実は、2月から転職することになりました。 つ…

上京田舎者のアイデンティティの浮遊 第三話

東京に住んで8年。 都市開発されていない離島に旅行した。 車が運転できなかったため、移動が…

泣きながらケーキを食べたあの日の話

同じ人間で同じ言語を喋っていても、 会話ができる人とできない人がいることに、大人になって…

上京田舎者のアイデンティティの浮遊 第二話

東京に住んで4年。 長いながい就職活動が終わり、東京の広告会社に就職が決定した。 半年ぶり…

上京田舎者のアイデンティティの浮遊 第一話

九州の片田舎の、とある港町。 そこがわたしの育った街だ。 海と川と山と空気しかない。 デパ…

渋谷アップリンク閉鎖が我らに問いかけること

前回の随筆から、2週間経過してしまった。 絶望のミルフィーユ(絶望と絶望に挟まれる状態)で…

絶望に挟まれてミルフィーユになっている

身近な絶望が2回重なり、絶望のミルフィーユが完成してしまった。もうさすがにつらい。 絶望と絶望に挟まれた結果、今、もう目がほとんど開かない。 暗くなった画面に映る我が顔面は、もはやゾンビヅラだ。 それでもこの気持ちは書かねばと思った。 絶望のミルフィーユを作り上げた、1つめの絶望についてお話しする。 絶望① 急性胃腸炎になった。 人類はあんなカビだらけのチーズやら、食べ物をわざわざ腐らせて発酵食品を食べたりするような 変な生き物なのだからちょっとくらい賞味期限切れたっていい

サラリーマンである必要性

※2019年7月に書いた随筆です あるちいさな個人経営の居酒屋で、 店長と、サラリーマンをダサ…

年に数回訪れる何もうまくいかない日の要因分析をしてみた

2021年4月3日(土) その日がやってきた。 クオーター、いや半年に1回くらい訪れる、なにをや…

フランスの桜の花言葉って生々しすぎやしないか?

桜が散ってきた。満開を終えたので、わたしにとってはそろそろ桜が骸骨の集合体にみえてくる頃…

飲み会完全割り勘制という謎の社会主義的思想

この世は矛盾だらけで、わたしの理解の範疇にはないことがまだまだたくさんあるが 社会人にな…

レジ精算できなくても男がいればいいと思っていた20歳のわたしへ

2020年11月、その時わたしは25歳。 ある人の誕生日のお祝いのため、COTTON CLUBのチケットを購…

この世で唯一時間の影響を受けないもの

2年前の夏、六本木で異彩を放つ純喫茶で ある人に言われてときめいた言葉があります 「言葉に…

変わりゆく女友達~大久保さんと葛城ミサトの言葉による救済

ところで、女友達とは不思議だ。 確かにわたしたちは青春の時間を共に過ごしたのに、 異なる環境に入った瞬間女友達とは2パターンにわかれる。 ①どちらからともなく連絡して会い続ける友達 ②仲が悪いわけでもないのにもう二度と会わない察しがつく友達 しかし、女友達とは過半数が後者なのは、わたしだけではないと思う。 ①と②の間に絶対的で普遍的な決め手はなく、これは人それぞれ必ず異なる。 ①の友人たちは、この世界では通称「親友」「マブダチ」「ズッ友」(古いだろうか?)などと呼ぶのかも