卒業制作日記(1-5日目)

現在、オンラインのプログラミング講座に通っています。
普段は、講義動画(リアルタイム)を見ながら、受講者と講師がチャットでやり取りしながら、作業を進めて行くスタイル。

先週末より卒業制作が始まりました。

以下、後でいい思い出になるかなー?と思って、ダラダラと記録してゆきます。ただの日記です。


【1日目(金曜日)】

卒業制作の概要

・お題:世の中に価値を生み出せるウェブサービス、かつ、まだ存在しない(=2番煎じや、ただのマネっこはダメ。)

・10日間(2週間)で1サービスをリリース。2週間後の制作発表会の時に、PC画面でプレゼン出来ればOK。

・チームで制作する。チーム分けは講師が決める。誰と組むのかは発表されるまでわからない。能力面のバランスは考慮しているそうな。


あとは開発にあたってのお約束とか制約とか。

・サービスは、提案資料(配布されている)を自分たちのチームの講師へ提出し、そこでOKが出たら開発に取り掛かれる。それまではダメ。

・その他いろいろやること決める事など、いろいろ


チーム分け

どのチームも3-4名ずつ組んだ模様。私は、Kさん、Yさんとの3人チームになった。

※普段はチャットやTwitterでやり取りしている。普段から本名を出している人はほぼいない。本名で書かれているチーム発表スライドを見て、自分以外は誰が誰だかわからず…チャットが一瞬静かになる。


私達のチームの進行

3人とも、今までのグループワークで既に顔なじみ。やり取りはスムーズにスタート。各チームに付く担当講師(Cさん)は初めてお会いしたかも。

お題的に、自分たちの困りごと解決か、前々から欲しいと思っていたもの、を作るのが良さそうという話になり、お互いの困りごとの話をする。

みんなお困りポイントが違う。解決策もお互いだすけど、既に試し済みだったり、似てるけどちょっと違う、とかいろいろ。
子育て情報、脳みそのストレス発散、集中できるようになりたい、集中しすぎちゃう、とか。共通しているのは、3人とも行動のスピードが速め?チャットの流速が速い気がするし、打てば響きあっている感じがして(話は進まなくとも!)とってもやりやすい。

いくつかの悩みと解決案が出て、そのうち1案を進める方向で概要を書いていく。この案は、3人とも納得しているわけではないけど、今のところ先行サービスがなく、形にもなりそう。実装が難しそうな機能も、ライブラリがあるので出来るのでは?、という話で。

Yさんは、どうやら情報をまとめるのが上手いらしい。私たちのフリーダムなチャットから、短時間でめちゃめちゃシンプルな説明資料が出来上がっていた。内容も構造的な感じがする…!


ところが、講師に見せると

「面白くない」

チャット大騒ぎ。そうかこの面白さは、全員共通ではないんだな…と私はションボリ。(注:サービス内容は、面白さだけで決まるわけではない)


これは真面目にやらんといかんのだな(←ごめんなさい)、と思った辺りで、時間切れ。

講義の時間以外はほとんどタイミングの合わないメンバーなので、チャットの流速が一気に遅くなる。とはいえ行動の速いメンバーが集まってる感じもしたので、自分の空き時間にチャットに書き込んでおけば、そのうち誰かからも書き込みがあるだろう。


オンライン打合せ

今回が初めてではないけど、久しぶりにやってみて思ったこと。

個人的には、すごくやりやすい。対面も悪くはないんだけど、オンラインで結構やれるよね、という感じ。

オンラインの良さは、とにかく記録が残ること。2Dの情報共有が爆速で進む。ホワイトボードとかちょっとした手描きメモ、参考サイトとか写真とか、ウッカリ記録忘れがちなものも含め全部残しやすい。1画面でチャットも通話も調べ物も作業もできるので、頭をあまり動かさなくてよい。
3人とも生活リズムが違うけど、チャットならゆるゆるでも話が進む。関係ない話を差し込んでも、話題を元に戻しやすいから、いくつかのテーマを並行で進められる。

対面のほうがいいのは、イメージの共有が速いこと。手書きメモも、3人で同時に描き込めたら早いけど、1人ずつ描いていると時間がかかっちゃう。ウェブホワイトボードとかもあるんだけど、私の場合は、手持ちの機器がそんなに豊かではないこともあり、手描きの良さにはまだ追いつけない感じがした。

もちろん、ここに書いた以外の条件もあって、っていう話ではあるんだけど。今のところはこんな感じ。


【2日目(土曜日)】

※休日はそれぞれ家の用事があり、あまり進まない。

少しずつやり取りが進む。
この提案、誰にでも響くものではないのだけど、響かない人には本当に全く響かないもの、らしい(?)。
説明資料がわかりにくかったのでは?ならば、わかりやすくしよう、という話になったが…

3人全員が面白いと思っていないなら、そもそも「卒業制作に向いていない」よね、と。
世の中に価値は生み出せるかもしれないけど(←というか自分が欲しいんだけど)、でも作る意義を感じられないものを作ろうとしても、続かないよねえ。

と、改めてアイデア出しをすることに。

スキマ時間に、Pythonとflaskの復習をする。KさんはGitの復習をしていた。どうやら、得意分野が正反対っぽいことがわかる。情報交換できるのがとてもありがたい。


【3日目(日曜日)】

アイデア出しは、20案近く出ていたので、一旦ストップ。
(もっと出そうだったけど、ありすぎてもキリがないので止めた)

アイデアの内容を見ながら、情報交換が始まる。お互い便利なものを知っていたりする。謎な特技とか過去の仕事の話になる。情報交換に夢中になり、話は進まないが、楽しい。

ここまでに出たアイデアを、エクセルで一覧表にまとめてもらった。
次は、これを見ながら3人で話し合ってゆくことになった。が、土日に3人揃うのは不可能だと実感。頭も疲れていたので、ここで一旦解散。


【4日目(月曜日)】

3人揃ったので、アイデアの内容を見ていく。
表に感想やコメント、先行サービスなどフリーダムに書き込む。せっかくなのでビジネスマッピングの項目も追加。同時にチャットでも打ち合わせをしている。みんな(自分もか?)器用だな、と感じる。

やり取りの中で、3人とも北海道にご縁のある人達だということがわかる。マイナーな地名も説明なしでわかる。あーそれね、みたいな。素敵な共通点だなこれ。

アイデアはどんどんボツになっていく。そんなもんよね。
先行サービスが良いものだったり、物理センサーが必要だったり、ウェブサービス以外のほうが解決できそうなものはどんどんボツ。需要はあるかもしれないけど基準を作るのが難しい(?)ものもボツになった。今回はとにかく時間が無いから仕方ないのかね。

結局残ったのは3案。3人で3案だから、1人1案で提案資料を起こすことになり、担当を割り当てたところで本日終了。


その後、チーム横断の交流チャットができていたので、そこで他チームの方々と喋ったり情報交換したり。
この時点では、まだどのチームもサービス内容が決まっておらず、みんな悶々としていた。コンペとかじゃないんだけど、なんだかホッとする。


【5日目(火曜日)】

一応、この日までにサービス内容を決めることになっている。

決まらん!

いろんな人に見てもらい、意見をもらった。
交流チャットで意見をもらっていたら、他チームの人も様子を見に来ていて、コメントとか参考になりそうなサイトや本の情報をを送ってくれた。みんな良い人達だ。

でも、まとまらない。

そういえば、ここまで、ほぼテキストチャットだけでやってたよね、と音声チャットを始める。3人の間での思い違いとか、話していくとだんだん提案事態に乗り気じゃなくなる、とか…いろいろ、本当にいろいろいろいろ…

で、1つ、これは良いかもよ?というアイデアが残った。

どうやら、私達の担当講師のCさんが対象ユーザーになりそう。いろいろ話を聞かせてもらう。衝撃的だった…が、確かにそれはそうだよな、という納得もあり。
他にも、他チームの講師の方々からもヒアリングさせてもらった。(いろいろ聞かせてもらえてすごく楽しかった!!!!!)

需要はある。今までに微妙にないサービスだし、私たちはもう使わなくて良くなってしまった立場ではあるけど、あったらいいのにと思っているし。なにより、差はあれど、3人とも乗り気な面がある!

とはいえ、このサービス、作れるのかな?という不安も、3人ともある。


あと、担当講師のCさんがわりと淡々とダメ出しをしてくれるタイプなので、チャットが賑やかになりやすい。
ダメポイントが最初にわかるのは、個人的にはかなり有難いんだけど、そうではない人もいるよね~と思いながら説明を聞く。


いろいろやり取りして、どうしても進め方に納得できないところがあった。よくよく確認してゆくと、どうやら、提案資料の項目が、私達が思っていたものとは違っていたようだった。

ああ、そりゃ話が合わないわ…と思いつつ、作るものがわかれば作れるよね~と作る。そして日付が変わった。


(続く)


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