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受動喫煙とこどものアレルギーについて

こんにちは。オーシャンキッズクリニック院長の”ひび”です。

喫煙は、肺がん、心筋こうそくや脳卒中などを起こしやすく、健康を害する恐れがある。

最近では、たばこのパッケージにも記載されており、誰でもご承知のことと思います。このことは、既に多くの論文などで科学的にも証明されています。

受動喫煙も、同じかそれ以上に危険。

だから、子どもを受動喫煙から守ろう!

これも、聞いたことがありますよね。

では、肺がんや心筋こうそく、脳卒中から子どもを守るためでしょうか?

最終的にはそれもありますが、それ以前に、

アレルギー疾患にかかりやすい

ことが、最近あきらかになってきました。科学的な証拠がそろいはじめたのです。

具体的には、以下の可能性につき証明されつつあります。

1.喘息になりやすい

2.喘息が重症化しやすい

3.呼吸機能が低下する

4.咳や痰が増える

5.アレルギー性鼻炎になりやすい

6.食物や室内アレルギーになりやすい

そのためにも、子どもを受動喫煙から守ろう!という提言が、

小児アレルギー学会から正式に出されています。

子育て世代の皆様、禁煙はご自身を守り、お子様の未来を守ります。


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