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冒険に想いを馳せる
こんばんは。
最近日本国内の様々な場所を巡っています、ありっさです。思ってもみなかった場所に縁が出来、行く機会が最近増えているのですが、やっぱり国内の旅も楽しいものですね。
国際便に関しては飛行機が相変わらず欠便を叩き出しているようで、実際に足を運べるのはまだもう少し先になりそうですが、代わりに本のページをめくることによって、冒険することはできました。
9月16日にTABIPPOさんから発売された「僕が旅人になった日」を読ませてもらいました〜。余談となりますが、最近は小説を読む機会が多かったので、エッセイ本は新鮮で面白かったです。
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各エッセイにぎゅぎゅっと内容が詰まっているので情報量が多く、空想で思い描く世界がどんどん膨らんでいったので、ゆっくり、ゆっくり読ませてもらいました。
中でも一番共感できたのは、本書の一番最後に綴られていた「チリ育ちの私にとって日本に行くことが『旅』だった」になります。私の中、高校生時代かな?と疑う程共通している記憶が、そこには紡がれていました。年に一回か二回、日本に来てゲームや漫画や小説を買い漁って、美味しい日本食をいつものレストランで食べて、帰国前にお菓子やら文房具やらを爆買いしてハワイに帰る。それが夏休みの楽しみだったし、日本に大学で帰国してきた今も、微妙な立ち位置から日本社会を眺めている…わたしじゃん!笑 特に、そうなんだよ〜!と私が思った文言はこちら。
文化の違いに関して「どちらが良いとか悪いとか、という話じゃない。私は『この両面を知っていることが大事』と思っている。そして『自分で好きな方を選択できるといいな』と思って生きてきた。」
どちらも経験してきたからこそ、自分の肌感覚で感じて、考えて、しっくり来る方を取って選びたい。それで、感情と理論の統制が取れて、穏やかに生きていける気がするから。知識を得て、自分の主観を通して考えて、自分の好きな方を選びとっていけるということは幸福なことじゃないかな。
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他にも19編、計20編の思いがこの本には納められています!全部紹介しちゃうと味気ないと思うので(冒険は自分でするべきものです)、是非是非読んでみてくださいな。
Bon Voyage!
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