マガジンのカバー画像

虎に翼 感想

128
元パラリーガルの視点から書きました。 皆さんと相容れない点、多々あると思いますが、ご容赦を。 参考になるなら、うれしいです。
運営しているクリエイター

#法律

【虎に翼 感想】 最終話 100年先に……さよーならまたいつか!

平成11年 この年に、男女共同参画社会基本法が成立した。 優未は50代となり、自宅で着…

おっちぃ
1か月前
13

【虎に翼 感想】第49話 ”はて” 再発動!

花岡との静かな再会 寅子が結婚して子どもがいることは知っていても、今の名字を尋ねること…

おっちぃ
5か月前
6

【虎に翼 感想】第48話 狭い法曹界で生きることの意味

寅子、公開尋問 相手は東京帝国大学の神保教授である。寅子に誘導尋問を仕掛けることなど簡…

おっちぃ
5か月前
10

【虎に翼 感想】第47話 寅子が見ているのはどこなのか

寅子の仕事勘、にぶる ブランクというものは本当におそろしい。仕事勘がかなり失われ、取り…

おっちぃ
5か月前
5

【虎に翼 感想】第45話 戦後の始まり

昭和21年10月 寅子は、川辺で日本国憲法の条文を熟読した。そして、吹っ切れたように立…

おっちぃ
5か月前
5

【虎に翼 感想】第42話 家族のために

終戦後の生活 不器用な寅子が、直明とともにマッチのラベル貼りと箱詰めの仕事をしている。…

おっちぃ
5か月前
4

【虎に翼 感想】第41話 終戦

直道、戦死 第9週は、花江の慟哭から始まった。 昭和20年7月、直道、"南西諸島方面にて戦死” の報が入る。3月の東京大空襲で両親を亡くしている花江には、絶望的な知らせだ。登戸から息子の死を伝えに来た直言の表情にもためらいを感じられる。 戦争中、兵士は、どの隊にいてどの場所にいるのかは、家族にも知らせてはいけなかった。そのことは、前作『ブギウギ』で福来スズ子(趣里)が歌った『大空の弟』で表されている。だから死亡告知書にも、“南西諸島方面” としか書かれていない。 少し前

【虎に翼 感想】第40話 優三の遺言

出征 優三さん、無理だよ……現代だったら何がしかの病名がつくかもしれない、そのお腹を携…

おっちぃ
5か月前
4

【虎に翼 感想】第39話 よねとの決別

なんだか10年以上前のことを思い出してしまった。昼休みに外食に行ったとき、隣のテーブルに…

おっちぃ
5か月前
9

【虎に翼 感想】第38話 穂高教授の“石の穿ちかた”

昭和18年6月 冒頭から不穏だ…4月に戦死した山本五十六の国葬のニュースがラジオから流…

おっちぃ
5か月前
3

【虎に翼 感想】第37話 荷物を降ろせない寅子

ローリング寅子 そうか!ローリング布団入りの技は、この当時からあったのか!この技は私も…

おっちぃ
5か月前
11

【虎に翼 感想】第34話 寅子と優三の婚姻契約成立

花岡の決断を尊重したい。 轟とよねは、“なぜ寅子に何も言わずに、きちんと話もせずに婚約し…

おっちぃ
5か月前
10

【虎に翼 感想】第33話 女性弁護士に求められるもの

私の父は、昭和16年5月15日に生まれている。 30年前に53才で亡くなったが、生きてい…

おっちぃ
6か月前
4

【虎に翼 感想】第27話 お茶くみを侮るなかれ

寅子、卒業 昭和13年3月、寅子たちは明律大学法学部を卒業した。 寅子は、共亞事件のときに顔見知りになった雲野弁護士の事務所で働きながら、高等試験の勉強をすることとなる。 雲野法律事務所には、雲野弁護士、イソ弁(雇われている勤務弁護士)と思われる男性岩居、ベテラン事務員風の女性常盤がいる。 勤務初日、寅子は大きな声であいさつをし、自分の席に座る。 ・・・やることがない。誰も指示しない・・・ 寅子は席を立ち、雲野弁護士に「何をお手伝いすればよろしいでしょうか?」と尋ねる