女性の就業を支援
女性の就業を支援する
直近の統計では、15-64歳の女性の72.4%が仕事をしています。職場でも女性の労働力は大切な役割を果たしています。
一方、これまでも女性の健康に対して、いま考えなくてはいけない点をまとめてみました。
女性特有の健康課題は
女性は男性と異なり生理周期というホルモンに由来する体内の変化があります。生理周期は身体的だけでなくメンタルにも負担になり、就業に影響することがあります。
また、妊娠出産という大きな変化もあります。現在、少子化の一因として不妊の問題も考えていく必要があります。
PMS
PMS(月経前症候群)とは、Premenstrual Syndrome の略で、生理3~10日位前に始まる、さまざまな精神的・身体的な不調のことです。
身体症状としては、「睡眠障害」「頭痛」「むくみ」「倦怠感」などがあげられます。また、精神症状としては、「うつ状態」「自己評価の低下」「不安感・緊張感」「無気力」「集中力の低下」などがあげられます。
不妊治療
不妊治療が仕事に影響するとする頻度は40%以上と言われています。不妊治療の特徴は、ホルモンの変動を考慮して行いますので、時間的に予測ができないことがあります。この予測予定できない治療をサポートするには、職場で柔軟な支援体制が必要になります。
これからの女性就業支援
最近では就労女性での乳がんの問題もあります。これらの女性の健康特性を考えた働きやすい職場環境を作るためのアイデアがますます必要になるでしょう。
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