学習のメカニズム

様々な学習方法を、オカリナの上達に当てはめる考察。

・協調学習 お互いに教え合い学び合うという形態ーオカリナ仲間を作る、FB等のSNS繋がりでの情報交換など

・対連合学習 2つの項目(文字、記号、絵など)を対にして学習することー運指を色塗りで覚える、譜面の書き込みを工夫するなど

・総合学習 自ら課題を見つけ主体的に判断し、問題解決する能力を育てる学習ーオカリナ演奏のいろいろな場面を想定し、選曲編曲も含めた準備練習をする。絵本の読み聞かせイベントや詩の朗読、動画作成やBGM作りを想定してみる。オカリナの可能性が広がる上で、それに見合った演奏技術を身につけるための学習を工夫したい。

・モデリング 模倣学習ー優れた演奏、憧れの演奏家の存在をつくる。残念ながらライブやコンサートはしばらくは行けないので、動画やCDで学習。手元にある大沢聡さんのサイン本もうれしい存在。

・系列学習 予め順序が定められている学習材料ー教本やメソッドの利用。あるオカリナ連盟の指導者養成講座の資料を取り寄せてみた。プログラム学習として「仲間ができる」「ステップアップできる」「資格がもらえる」など優れたシステムだが、受講料やコロナの問題等も含めて現時点は無理そう。

その他

・課題分析- 曲を分解して部分的反復練習 

・オペラント条件づけ- 例えば通学レッスンの後に美味しいものを食べる、上達のご褒美にワンランク上の楽器を自分にプレゼントなど

・洞察学習- ほかの習い事や仕事上の学びの経験との結び付けにより認知の変化をはかる

「通学」「イベント参加」が難しい状況がしばらくは続き学習においてもコロナ時代の新たな学びが生まれると思うので、キャッチアップしていきたい。

動画講座やオンラインレッスンの可能性もさらに広がっていくだろう。ブードリオ留学は遠い夢だが、イタリアのヴィルトゥオーゾにズームで師事を仰ぐ、というのも可能な時代だと思うとワクワクする。

部屋で一人で十分楽しめるオカリナ。サロン隆盛のご時世、オカリナもさらに流派に分化して、オンラインの繋がりも生かしつつ音楽コミュニティを作っていくのかもしれない。


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