見出し画像

社会的養護出身のユースから「職員や里親こそお金の教育が必要」と思われている?!

こんにちは!
「福祉×お金の教育」のテーマで活動をしている、Ocalea+です🌼
児童養護施設や里親家庭など「社会的養護」分野で、お金のトラブルを防ぐ金融教育をしています。https://ocalea-plus.com/

施設職員さんにお金の教育の話をすると
「お金の教育が必要な子どもこそ、学びの場に来ない」
「お金の教育をしても、無駄じゃないか?」

という声もあります。

このような背景には、お金の教育=「一部の子どもの意識を変える」程度のものという認識があるようです。
(お金を大切に使わなきゃいけないという意識を持ってもらう、ムダ遣いをしないように気を付けられるようになるなど…。)
そして、まさか自分自身にはお金の教育なんて必要ないと思っていらっしゃると思います。

しかし実は、
「職員や里親こそ、金融教育を受けて知識を身に付けるべきだ。」
このように考える社会的養護出身のかたが多くいます。
このような声を聞くことは多々あります。
「職員が一人暮らしをしたことがなくて金銭管理をしてないのでは?」
「貯金について論理的な説明をしてくれないので、反発していた」
「税金のことなど必要なことを教えてくれなかった」

そして、施設職員のなかにも、同じように考える人も増えています。

近ごろは金融リテラシーという言葉も少しずつ浸透したり、金融教育がバズったりなど、関心が高まっています。
ネットから得られる情報も増え、金融サービスもどんどん進化して、子どもたちのほうが詳しいという状況も起こりえます。
年金、保険、物価変動など過去の常識から変わっています。

「つみたてNISAって具体的にどういうこと?」
「投資のアブナイものとそうでないものの基準は?」
「保険ってどういう時にどんなものが必要なの?」
「投資しないほうがリスク高いって聞いたけどどういうこと?」
このような質問に答えられなかった…と焦る気持ちを持つ職員さんの話も聞きます。

また、子どもたちの意見を尊重したいという職員さんも増えています。
ムリヤリお小遣いから貯金に回したりするだけでは、子ども達の反発を呼び、退所後にむしろ解放感からお金を使い果たしてしまうという事例も多く、納得感を得られる説明ができることも必要です。
「先取り貯金が必要な論理的な理由は?」
「先取り貯金の金額はどうやって決めるか?」
「退所した後に、自分で先取り貯金をする具体的な方法は?」
このような説明を職員さんができれば、子どもたちの安心感も高まります。

ここまで読まれて、自分は大丈夫かな? お金のことちゃんと教えるなんて難しいかも…と思われたかたもいるかもしれません。
でも安心してください!
Ocalea+が提供する中高生向けや自立前後の金融教育講座は、基本中の基本を教えています。
それでも、ほとんどの講座後には、職員さんなどの大人が「自分自身も勉強してちゃんとやらなきゃな」という感想をおっしゃっていただきます。

お金の教育は不要と思っている方も子ども・若者のニーズに応えるためにも、ぜひご検討ください。
Ocalea+が提供するサービスを使っても学ぶことができます。
★中高生/自立前後の講座を開いて、職員や大人も同席する
★職員・里親向けの講座を実施する
★大人向け講座の動画アーカイブを視聴する

→過去にNPO法人チャイボラで職員向けに実施した研修があるのでご参考にしてください。
https://youtu.be/EHmcFK6_Yvw
https://youtu.be/lm7i5vRyq_E
https://youtu.be/kvUFAopkxeg

もちろん、一般的な金融リテラシーの情報を収集するのもOKです!
「お金の基本」「お金の教科書」的な書籍も多くありますし、まずはインスタなどでフォローするだけでも第一歩を踏み出せます。
https://www.instagram.com/money10_20s/

ぜひ、始めの一歩を踏み出してみてください!

【参考】ご提供しているサービス

①無料のご相談:担当児童のこと、施設での日常での金融教育、ご自身の家計管理など、お気軽にご相談ください(30~1時間ほどのオンライン)
②お金の教育ラボ:様々な情報やツールを掲載中。詳細はこちらから 
③金融教育講座:オンラインでも対面でも可能。1回2万円ですが予算がとれない場合は無料でも可能です。オンラインで打ち合わせ後に講座内容をご提案します。詳細はこちら