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シンメトリカル

こんばんは、なかです。

久々におかかマガジンを開いたら、下書きでこの記事がくすぶっているのを発見しました。京都の鴨川で撮影した、今は見ることはできないある一幕で素敵だと思ったのでこのタイトルを付けて投稿しちゃいます。

突然ですが、最近「映画大好きポンポさん」という映画を観まして。

なんの変哲もない休日、京都の一乗寺のアンティークのお店や大好きな恵文社に立ち寄って、そのまま帰ることもできた。
ただただ、明日が来てほしくない気持ちが抑えられず今日はもうちょっと「外に出ていたい。」

確かそんな気持ちの時に「出町座」へ映画を見に行こうという気持ちが湧き上がってきた…そんな心情だった気がしています。

HPを見てスクロールすると、アニメでも洋画でも類を見ないタイトル、

映画大好きポンポさん

「なんだこの映画は」

詳しく調べたい気持ちを抑えて、せっかくなら前情報なしで見よう、そう決心し向かった出町座。定食屋のような券売機でチケットを買うというどこかノスタルジックな気持ちに包まれて、気づけば映画館の真ん中に陣取り、鳴り響くブザー(いや実際は静かに始まったかもしれない。笑)

そうこうして、映画を見終わったあと。

「なんなんだこの映画は」

やっぱり最初タイトルを目にした時の気持ちが止まらなくて、ただ、

「最高すぎる…この映画に出会えてよかった」

と、安直だけど自分の中に浮かんだのはたしかにこの気持ちでした。

幸福は創造の敵、常に何かに疑問を持つこと。
映画の中に自分自身はいるのか、自分だったらどうするかをまず考える。 作品の中に自分がいなければ、ただの傍観者になりかねない。

一言で言えば、この映画は、映画を作る人、映画に関わる人の裏側を半径5メートルから映した物語。
話の設定、ストーリー、構成、登場人物すべてに私は恋をしました。自分自身を確かにその映画の中に投影することができていた、自分だけでは無くて、今を生きる全ての人が、人生の一部分でこの映画と共通するところが絶対にあると思います。

自分と”対称的”な人物や、日常の中で感じてきた想いをこの映画の中で見つけることができるはず。ぜひ、皆んなに観てほしいです。

私だって熱中できる夢を持ち続ける人間でありたい、そして仕事の中で自分の想いを体現していきたい、やっぱりこれが全てだと思う。





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