見出し画像

客に媚びない時代は来るのか。


今クールのテレビドラマでは

「エルピス」が好きですね。

なんか、ちょうどいいです笑


いちいちSNSで反応して

みんなで楽しむタイプ

ではないので自分の

タイミングで低温調理で。


年齢によっても趣味嗜好が

変わってくるのを受け入れたい。

なんかそういう感じあるんです。


若いときと同じ楽しみ方を

提供されているとしても

そこは同じように楽しんでもダメ。

ちょっと距離を置きたくなる。


無理に若い人向けのドラマに

自分を合わせることもしないし

一度、通過してきたパターンには

面白くないとは思ってもあえて

言わないでおこうと。


恋愛モノ、青春モノなども

もう観なくていいかなと思うし

自然と選択肢からは消える。

それらは若い人のものだから。


医療モノ、刑事モノ、社会派モノ。

いろいろとありますけど

それでもどこかで観たパターンは

わかるから自然と観なくなる。


ただ、面白くないと思っても

責めたりしてはいけないなと。


中年以上が経験してきたことを

ドラマで若い世代が初めて観る。

そんな内容のこともあるでしょ?


だったら経験のある大人はホントは

わかってても黙って初めてを楽しむ

そういう人を邪魔しないほうがいい。


でも年相応に成熟することを逆に

妨げるものも、ネットなんでしょうね。

知ってるから言いたくて言いたくて笑


SNSが日常化して感情的な反応

「客」がうるさくなった笑

つくり手ではない素人のワタクスでも

そう思いますよ、はしたないというか。


そんな注文つけたり、過剰に

反応しなくていいのに。

そっとしといてやれよと。


いち早く言いたい、わかったことを。

その広がりのカオスも楽しみながら。


若い人が楽しむものに対して

むかしの大人は黙ってみてたよね。

文句を言いながらも自分の時代と

違うことに対してはちょっと億劫に。


そうやって距離を取ってくれたから

若い時代は好きに楽しむこともできた。


私たち中年以上はその経験ができた。

それを若い人にも譲ってあげる雰囲気を

もたせることも大人の役割のひとつ。


いまの若い人は、つくり手の大人が導く

その路線に大人がずっと入り浸りするので

嫌気がさして、別の場所に集まってる。


部活引退したのにずっと顔出す

先輩みたいなちょっとイヤな感じを

本人が、まったく気づいていない。

それと似てます笑



つくりたい方向性があって

それをつくり手は全うしたいと

思うだろうし、してほしいのだが。


どうも昨今は、つくり手も

中高年の客に合わせにくるし

媚びすぎる風潮がもうキツイ。


ほっとけよって思うんです。

中高年は放っておいたら

それなりに散り散りとなって

落ち着くところに落ち着く。


それを待てないんでしょうね。

すぐ目に見える結果を欲しがるから。


ヒットさせるためにと幼さを残した

中高年の好みにあえて寄せなくていい。


客にあわせすぎると

いろんなものが死ぬのでは?


そういう危惧をアピールする

もう視聴者関係ねぇ、くらいの

媚びないドラマがあるといいかな。


全部振り切って自由にやってもいい。

それがホントのつくり手の伸びしろを

支えるはずではないだろうか。


大河ドラマはもうね、なんだろう。

三谷好きのファンの盛り上げがもう

ずっとしんどいでしょ?笑、正直。


ネット記事の行数を埋めるだけの

反応の数々、ツイッターなんかを

やらないのでホントにそんな反応

してるのかと信じられないくらい。


まぁ楽しんでいるんでしょうね。

でも常に大人気ない感じもしますよ。


ファンの過剰反応っていうのは

第三者から観たら無邪気すぎて。

本人たちは普通に楽しんでるだけ

なのかもしれないが、節操ない。


これをネットの反応の総意みたいに

三流ネット記事で垂れ流してもね。

アレもどうなんだろうね。


番組内容をそのまま抜粋して書き

ツイッターでコメント拾って

意見としてつないで書いて。

そういうフォーマットなんでしょう。


もうあの手の記事はタイトルでわかる

あっコレ要らんやつだって笑

書かされてる人も大変でしょう。


40代や50代、それ以上の人が

若い人向けのドラマに文句をつける

それもなんだか心が狭いし。


そのくせ古い懐かしのドラマは

あの頃は良かった的に反応して

ちょっと落ち着けよ、とは思う笑

若い人に譲ってやれと。


幼児化を残したまま大人になり

趣味嗜好の堂々宣言の大義名分。

やっぱりどっかで譲らないとね。


つくり手も育たないだろうし

若い人もテレビを観なくなる。


若い人に合わせたものをすぐに

否定してつまらない流れをつくる。


テレビは難しいのだろうが

はしゃぐオトナコドモに

あわせすぎないことも

大事なのではないか。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?