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イジられる。


最近、ちょっとイジられる側に

あえて回っているような感じがする

キムタク。


ちょっと近づきづらくなった人

大物や大御所感があるタイプの人は

「降りてくる」と効果がある。


意外と本人はそんなこともないのに

周囲がエゲツナイくらい配慮するから。


ちょいマック。

カッコつけるキムタクをあえて

やらせてコミカルに描く。

キムタクの近寄りがたさを

逆手にとった手法ですね。


あえてイジり、それを受け入れる

度量を見せる感じにする戦略。


むかし、「いろもん」というテレビ番組。

ウンナンと鶴瓶が司会でゲスト出演した

ダウンタウン2人。松本が言ってたのが

「ココ(浜田)をイジると面白い」と。


まだトンガリきっている最中の若さで

時代や流れを見抜く力は凄いですよね。


実際に松本のほうもイジられる側に

降りてきてますからね。

あのシフトチェンジは見事というか。


イジるのは基本的に信頼関係があって

最初は尊敬、畏敬の対象だった人が

イジる側からイジられる側にまわる。

後輩たちにイジられて新しい側面を見せる。


むかしでいう、カセットテープのB面が

リバース再生される感じの折り返し。


イジられる側にまわっていくのは

そんな感じにも似てる。

もう一回、旬がくるような。

ちょっと違うな(笑)、まぁなんとなくで。


これは尊敬があった人や

もともと大好きな感情が

あってこそ成り立つから、

愛のあるイジリと言われる。


また、イジられそうにない人が、

度量を見せて受け入れることで

イジられる側にまわるから、

その前とのギャップが面白くなる。


それによって少し角度の違う、

しかし、確実に一歩進んだ

目にみえない信頼関係が生まれてくる。


ここが成立していない関係性のままで

世間は周囲にイジる行為をするから、

イジメやハラスメントだ、となってしまう。


「ノリ」がわかる勘のイイ人は、

その辺の至らないイジりに対しても

うまくイナシてみたり、笑いに変えたり。


できる人はできるんです。

いますよね、私たち一般人にも

そういう感度の高い人。


でもイジッた側の人のなかには

相手が乗っかってくれていることに

気づけていない人もいる。


うまくイジって笑いとってやったと

勘違いしているヤカラもいるでしょ?(笑)


みんながみんな、できるわけない。

だから初対面や浅い関係性でイジるのは

かなり勇気が要りますよね。


ただ逆にいえるのは、

会社や学校、コミュニティであっても

そういう勇気がないと打開しない局面が

確実にあるんですよ、絶対に。


ワタクシは人をかなり見ます、一応。

そういうカン(勘も感も間も)が

ある人なのかどうかを。

それが無いと面白くないから(笑)


たまにあえて試すように、強めに

ギャンブルに出て攻めてみるのも

大事だと踏んでいます、勘ですけど(笑)


それでフトコロ深い人だったりすると

何気に尊敬も深まって信頼できるようになる。


これをする勇気がある人は上にいける。

はずです(笑)、ワタクシの読みではね。


実は互いの遠慮が解けることによって、

ムダな壁をつくる必要もなくなるから。


意外と印象深くてなんだか

サーっと晴れ間が見える、

そんな瞬間になるんですよ。


そこを勇気を持って突破してくる人。

その勇気を買う人は多いと思いますね。

いや、思いたい(笑)


そして上にいった人たちっていうのも

実は同じように上に対して

向かって行ってたはずだから、

なんか自分をみるような感じになって

向かってくる人は可愛がられるんですよ。


その辺は容易に見抜けないですけどね(笑)

そこまでの人じゃない場合も多々あるから。

いまの社会はヤンチャな人が上にいない

世の中になってしまっているのもあるし。


みんな失礼のないように、ないようにと

する人ばかりが増えてきたから

面白味に欠ける人が多くなってしまった。


あるいは、腹に気持ちを押し殺して

演じて、演じ切ることで人柄までも演じる。


実は、垣間見える人柄を知りたいのに。

マニュアル通りで隙を見せようとしない。

隙が無い人は好きになれないでしょ?(笑)

ワタクシはつまらなく思う。


だから失礼なことをされても個人的には

一度は、許してみようってスタンス。

コレってけっこうイイですよ(笑)


一度の間違いで関係性を閉じてしまう、

その失敗をおそれて当たり障りのない

マナーに走るよりは、その後の反応や

気づきがあるかとか、将来性を見たい。


実はそういう人のほうが結果的に

周囲から愛されているように感じる。


哀しいことに私たちは常識やマナーに

しばられすぎて薄味のシャバシャバな

カレーのルーのようになっている。


なんか味気が無くてスパイスが

効いていないダラッとして、

たいしたインパクトが与えられない。

何喰ってるかわからなくなる(笑)


枠の中でうまく立ち回りしようとする。

私はこんなことができます!って。

いやいや、その「駒のポジション取り」は

既にいるから必要ないと弾かれる。


その勇気あるチャレンジを

みんな避けてしまうから、なんとなく

居心地の悪い空間ができてしまい、

腹の割れる雰囲気がつくれなくなっている。


意外とみなさんの周りも

そんな感じになってません?(笑)












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