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共存しとんねん。


そう、松ちゃんじゃないのよ。

なるべくなら、なるべくぅならぁ。

「まつっちゃん」と入力すると

変換できやすいかもしれない。


ラフ&ミュージック。

「共存しとんねん」の発言が

耳に残りました。


松本と内村の共演をありがたがる

その信者っぽい目線とは別の見方を

ちょっと書いてみたいなと。


丸くなった松本人志にみる

やんちゃなオトナ、角が取れて

余裕が生む懐の深さ、みたいな。


一周まわる、そのまわり方で人間は

恥ずかしいの意味が変わるんでしょ。


中居とのヤングマン。

中居はまだ30代ごろの感じを

引きずっている感じがある。


自分のイロの出し方を変えていない。

ある意味、あれが普通かな。


松本はもう完全に一周まわって

違う方向に、グイーンって伸びてる。


O(オー)ではない。

Q(キュー)ですよQ

そのまま踏襲しないという

意味のたとえで言うとね。


一周まわってもう一度なぞる

のではなくて、中にグイーンと

切れ込んでいって楕円の形を描く。


わかりますかね?(笑)

あえて言葉でイメージ促すという(笑)


○の底側にラグビーボール。

ドラえもんの横から見るどら焼き

みたいな形をつくってから

ピローンと円からはみ出る。


「オバケのQ太郎」

のクチビルをイメージしたような

あの昔の「手書きのQ」の書き方。


それこそ「イッテQ」のロゴの

デザインに近い感じのね。

うまいなぁ、ちょっとずつ絡めて。

こういうセンスだろうな(長州)


丸く一周してみんながもう一度

それまでに描いた曲線どおりに

自分の価値観でまわりそうなところを

グイーンって方向変えてみた感じ。


松本にはそのQみたいな

同じところをなぞらない思考を

なんとなく感じてしまった。


だからイッテQ出たいのか(笑)

っていうか、もう「イッタQ」

になっとるでしょう(笑)


昔を茶化してくる後輩なんて

誰彼構わず切り殺してきたであろう。

昔と何も変わっていないならば。


昔のイメージで相手には

とくに同時期を過ごした世代は

昔の感覚が刷り込まれている。


丸くなったと周囲が言う理由は

昔の行為とそのイメージで

小さいころから観てきた受け手が

言ってしまう、思ってしまうこと。


自然と変わったのか、本人が

意識しつつ変わってきたのかは

わからないけれども。


もちろん昔の名残をあえて

意図的に残しておく良さもあって。

そのバランスはすごく難しい。


一番バランスよくやってるように

みせてるのが所ジョージかな。


みんながなんとなく憧れたり

羨ましがるオトナ像でしょ?


なんとなくみんなあのバランスが

与えてくれる感覚には気づいている。


けど黄金比は各自それぞれにあって

自分に合うようには、なかなか

体現できないことなんです。


若くして早くも一周してしまった

その松本は「イッテQ」しだした。


それでもこの10年くらいか。

その前まではまだ昔の名残は

強めに残っていた気はする。


結婚して子供が産まれてということも

やはり関係しているのかもしれない。


ダラっとして恥ずかし気に

照れてると逆にカッコ悪いと

気づいたんでしょうね。


松本自身がカッコ悪いを

受け入れるなんて。

昔から観てる人からしたら

考えられへん(キム兄)


これはもう過去を受け手が

自分で刷り込みしてしまうので

余計にそう思ってしまう。


振り切ってあそこまで

ダサそうに感じることを

マジメに誤魔化さずに

照れずにやってみせる。


笑わそうともしないことで

相手を笑わそうとしてんのか。

どういうお笑い?(笑)


アレを照れずに踊り歌ってる

松本にちょっと鳥肌でした。

あのギャップがおもしろかった。


昔の寄せ付けなさ感。

そこからのいまの感じ。

ダーハマもそうですね。


松本の変化を感じ取って

コンビ同士が打ち合わせもなく

自然とタイミング合わせる感じで

ダーハマも柔らかくなっていった。


でも昔強めが残ったダーハマが、

あのダーハマが、またいい。

逆に貴重で大事に残すべきですね。


逆にあの存在こそ貴重。

二人とも同じじゃダメだから。


なんやかんやでダウンタウンは

ダーハマありき。

絶対、浜田って言わない。

ハマタ、ダーハマです。愛情で。


ダウンタウンの戦略勝ち。

あれだけうまく立ち回れてる人

なかなかいませんよ。

誰とも被らないイロで。


これだけ見事に一周したあと

同じまわり方をしない。


最初にムチのバイアスが

私たちにかかっているから

アメがおいしく感じる(笑)


おそらく自身のなかで

意図的に違うキャラクターを

共存させながら

自分でもコンビでも仕上げていく。


そうしないと周囲が勝手に忖度する。

よしもとの会社やテレビの制作サイドが

ヘンな気の回し方をしてしまう。


その雰囲気や空気感に

乗りたくなくても

乗せられてしまう


そういうハメになってしまうと

予見したからでしょう。

それでも影響力が大きすぎる。


そのまま乗っかっていたら

裸の王様になっていたかもね。


賢い。ホントにカシコですよ。

ワタクシもそこはなんとなく

意識しながら生きてますが

なかなかできそうでできません。


でもそういう意識というか

周囲も含めて人間として

ヘンにズルをしない感覚というか。

受け入れながら変化を馴染ませる。


過去をずっと抱えたロボットや

架空のキャラクターではないのだと。


ちょっと自分のなかで

あえて囲っておくことが

今後大事になってくる予感はある。


いざというときに懐から

取り出すためにもね。


懐の深さってそういう事

なんだろうなぁと思う。


引き出しをつくって出せること。

スマホの中ではなく自分の中に。

スマホからではカッコ悪いので。


実験的な番組だったんでしょうから

新たな取り組みがまた実現できれば。

フジじゃなくてもね、日テレでもいい。


ただ、フジがまいた種ですから

いろんな実験的な種まいてますし

必ずフジの畑で回収できるはずです。


いろいろ難しい時代ですが

僕らはやっぱり笑いたい。

制限なく笑いたいなと思う。


個人的には、それが一番大事。

だからどれなんだよ!という

ナイツのオチを持ってきました(笑)







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