ブログからそのままコピペ・ハガレン【2006/04/30(日)02:55】

鋼の錬金術師より

さてさて今日も恒例のミッドナイトUPです!(笑)
仕事終わってからだとどうしてもこんな時間になっちゃいますねん!


◇…実はこの記事、月曜日から書いてます。時間がなくて途中まで書いては保存し、翌日読んで直して途中で保存、その翌日も同じ・・・なので、内容があやふやなところもあると思いますがあたたかい気持ちで読んでくださいね。(その上、文章は長いし)
ちなみに今月は5日も残休出ちゃいましたよ。どんなにごまかしてもこれ以上休んだようにはできません。有給も無傷なのに夏がくれば夏季休暇もとれといわれるし…公休すら余している僕に、どうやって休みを消化し切れるのか教えてください!休み一日3000円位でもいいから現金で買い上げてくれ!頼む!あ~あ、また愚痴っちゃった…。◇




そうそう、また募金活動を見かけました。いや、前にも言いましたが良い事だとは思いますよ。思うけどね、ただ腑に落ちない事が多いのですよね。募金したらね、どんな事に使うとかなんとか説明と宣伝が書かれたチラシのようなモノを渡されました。…ん!?ちょっ…コレってば…

紙質良すぎだってばよ!!



こんな上質な紙、うちの事業所じゃ滅多に使えませんよ!しかもフルカラー光沢印刷!一枚あたり安く見ても10~20円はするハズ。それをこんな何百枚(何千枚?)も印刷して、だれかれ構わず配布して…。(←しかも道にいっぱい捨てられてたし)…貧しい福祉業界では考えられない凶行!贅沢極まりない行為です!その1、2万円を捻出するのがどれほど苦労するかわからないのでしょうか?こういうところがどうしても、上から見下してる感が強くて解せません。…ハッキリ言って、切なくなりました。お願いします。僕の500ウォン(←ウォン!?)は、ちゃんと難民に渡してください。チラシを作る為に募金したのではありません。ある意味、パチンコや宝クジ買って募金を増やそうとするのと同じですよ。ホントにお願いします。ストレートにお金を動かしてください。直接渡しに行けないから募金するんですからね。お願いしますよ。


ささ、本題!

本日の作品は「ハガレン」の名で有名なコレ!鋼の錬金術師です!



結構有名ですよね、アニメや映画にもなるほどですからね。そんな漫画にもやはり大切なテーマが隠されていましたよ!!


☆エドワードとアルフォンスの兄弟は、幼き日に喪った母を錬金術により蘇らせようと試みる。しかし、練成は失敗しエドワードは左足と弟を失ってしまう。なんとか自分の右腕を代償にしアルフォンスの魂を練成し、鎧に定着させる事に成功するがその代償はあまりにも高すぎた。そして兄弟はすべてを取り戻す事を誓うのだった…。

…ってあらすじがコミックスには書いてます。コレってばガンガンコミックスなんですけど、なかなかシビアなストーリーも多くて「ホントに少年誌!?」みたいに感じる時も多い作品ですね。でもシリアスとギャグがスムースに訪れる漫画は読みやすくハマりやすいので、やはり名作ですね。ドラゴンボールとかワンピースに通じる魅力を持っています。

冒頭にも述べたようにここで紹介するのはおそらくこの作品の主軸になるテーマ(重要な法則?)があります。それがこの場面で語られています。


一般の女の子に錬金術の説明をするアルフォンス。

「一般人が見たら錬金術ってのは無制限になんでも出せる便利な術だと思われてるけどね、実際にはきちんと法則があって―
大雑把に言えば、質量保存の法則と自然摂理の法則かな。術師の中には四大元素や三源質を引き合いに出す人もいるけど…。
えーとね、質量が一の物からは同じく一の物しか。水の性質の物からは同じく水属性の物しか練成できないってこと。」

それに続けるエドワード。




「つまり、錬金術の基本は『等価交換』!!
何かを得ようとするならそれと同等の代価が必要って事だ。」





そう、世の中「等価交換」ですよ。代価を払わず何かを得る事はできないのが基本なのです。平たく言えば、「虫のいい話」は絶対に無いのです。人はどうしても都合の良い事ばかり考えがちな生き物です。例えば雨が降っていて、傘を忘れたとします。こんな時にさえ

「自分が帰る時だけ雨が止まないかなぁ…。」

などと、「虫のいい話」を想像してしまう困った生き物です。実際、そういう可能性もあるはあるのですが、普通に考えたら滅多にありませんよね。もし、雨に濡れたくなかったら天気予報をこまめに見て、傘を忘れずに持つ努力や、雨に濡れない道を通る、時間をズラすなど工夫が必要です。それらの努力や工夫をせずに雨に濡れないで移動するという結果を求めるのならそれは「虫がいい」としか言えません。強調しますが、「虫のいい話」は絶対に無いのです。…こう言うと「いつも得している奴もいる」などど言われそうですが、そんな事はありません。「いつも得をしている奴」がいると思うのならば、それは多分

「相応の代価を払っていても見せない、または見えにくい奴」
なのか

「相応の代価を払っているのにあなたが見抜けてないだけ」
かどちらかなのでしょう。
前者は苦労や努力をしていても隠しているタイプか、自分自身もそれに気づけてない天然タイプ(苦労を苦労と感じないタイプ)かです。後者にいたっては評価する側の洞察力不足か被害妄想や劣等感に支配されている可能性が高いので厄介です。しかし意外にその厄介な人が多く集まっている社会の代表的な1つが福祉業界だと思います。もちろん私の経験上でしかなく、統計を取ったりしてはいませんが、すごく洞察力(も含む各種能力)が未熟な者か被害妄想・劣等感の強い者が多いと思います。自分も少なからず当てはまる気もしますし…。介護福祉業界は、努力という代価にたいしての見返りがとてつもなくゆっくりと僅かずつしか得られない為、あたかも

「見返りが無い。」「見返りが少ない。」

と錯覚させられてしまっています。しかし世の中例外なく等価交換です。とてつもなくゆっくりと見返りが得られるというだけなのですが、ココに誤解の元凶があります。洞察力も低く、気が短くもなった現代人にとっては、とうてい理解できないほどゆっくり過ぎるのです。昔の人は草木の成長でさえも喜び、僅かずつ表情を変えていく様も感じ取れました。今はと言うと120円入れてボタンを押すと、ものの2、3秒でジュースが出てくる時代です。単純明快な世界。もはや自然界のごく緩やかな変化や成長を感じ取れる鋭い感覚は殆ど退化してしまいました。故に自分の努力も自動販売機のように直ちに反応が無ければ納得できないようになってしまった気がします。
現代人は「便利」を得る為にそれまで秀でていた「感性」「情愛」の一部をを支払ってしまったのでしょう。人類の発展の為には仕方ない犠牲だったのかもしれませんが、正直僕が思うには職場の人間関係や近所付き合いの苦しさ難しさ、それどころか社会全体でみても、犯罪なんかの危険が日々増している事を考えると、かえって不便な世界になった気さえします。皆さまはどうお考えですか?
そんで何を言わんとしているかというと、良い事しても悪い事してもやっぱり自分に返ってくるのは紛れも無い真実だと言う事です。認知症や各種障害をおった人は、その代価と同等の支援や介護を得る事ができて然りなのです。もちろん逆に、おいしい思いをし続けてきて最期に代価を支払って吊り合う方もおりますが、それは同じ人間である我々が判断できるものではないのですからまずは各々にあった最善のサービスを展開していく事ですね。何故なら…もし、ホントに得ばっかりの人生で、今までコレと言った代価を払っていない方ならば、平等にケアをしていても幸せに差はつくと思いますよ。


繰り返しますが、宇宙の法則は「等価交換」です。
まとめます。自分が幸せになりたければ、他人を幸せにすべきだと言う事です。

情けは人の為ならず。



知ってます?コレの意味、間違えて解釈してる人が多いです。

「情け同情は、その人の為にならないからしない方がその人の為だ。」

という意味ではないですよ。

「情け親切は、めぐりめぐって自分に返ってくる。だから、情けはその人の為にするのではなく、未来の自分の為にしているんだ。」

という事なんです。昔の人はちゃんと「等価交換」を常識としていたのですね。

…以前書いたと思いますが、ワタクシ…元ヤンキーっこです。人様の物を盗ったりはしなかったものの、ケンカ売られるような態度でワザと街中を歩き、売られたケンカを買って返り討ちにしては楽しんでました。中学校では先生に紙飛行機ぶつけてたりして遊んでたので、担任からは毎日親に電話がかかってきました。当然、成績は115人しかいないのに学年で100位前後と絵に描いたような落ちこぼれ。ノストラダムスが流行っていた事もあり、3年になって進路の話をされても
「どうせ地球がなくなるのに何で高校に行く必要があるんだ?」
などとアホな事を本気で言って親を泣かせた事もありました。
そんなこんなで色々あったが高校受験1ヶ月前に改心、気でも触れたかのように死ぬ気でがんばったら、私を毛嫌いしている先生に

「最低でも30位以内じゃないと可能性は無い。お前には無理だ。」

と言われた公立高校に受かっちゃって、卒業しちゃって…ま、この道に進むのです。(↑教師がこんな事言うなよ。)
しかし、今までの悪行を振り返ると、老後が怖くてたまらないわけです。必ず他人にやった悪行が戻ってくる時が来ると思うと恐ろしくなってしまうのですよ。だからこんな仕事をしてるのかもしれません。今までの悪行を清算し、さらに他の人より幸福な未来を手に入れるには他人の3倍は人の為に生きなければならないと思ってます。悪行尽くした私が人並み以上の幸福を得る為に必要な努力は、緑のザクと赤いザク程の差があるのです!!止まってなんていられないのです!皆さんはどっちがいいですか?今だけが楽しく不安な未来を待つ生活と、未来の幸福の為に楽しく苦労する生活と…?






純粋にこの作品の紹介!!


ハガレンは漫画に必要なものをバランスよく盛り込まれていてホントに面白いです。シリアス・ギャグ・ミステリー・バトル・ファンタジー…そして何より感動がある!実に漫画らしい漫画です!とりあえず、4巻までは見てください!絶対泣きますよ…兄・弟・愛っ!!


ちなみにコミックスのカバーを一度はずしてみましょう。そんなところにまで作者のこだわりが…。初めて気づいた時、かなりウケました!コミックスもってる方

Let’sカバーはずし!!



↓追記


好きなキャラはロイ・マスタング大佐かな?
主人公二人とも好きなので僅差で大佐が上ってくらい。やはり男は野望もちじゃないとね!
「いや…雨だよ…。」


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