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展望台好きが独断と偏見で選ぶ、おひとりさまにもオススメの展望スポット

素敵な景色は、誰かと共有したいもの。
大切な誰かと目の前に広がる景色を見ながら「綺麗だね」と語り合う時間は、かけがえのない思い出のひとときとなるはずです。

そんな素敵な時間を過ごせる展望台という場所は、”誰かと一緒に行くもの”という先入観がある人も多いでしょう。
実際、私も今までは誰かと一緒に行っていました。


しかし、展望台好きな私は、可能であれば1日で複数の展望台に行きたくなってしまいます。
特に、展望台激戦区の東京は、連泊して毎日どこかしらの展望台に行けたら最高。

ただ、展望台好きではない誰かをこんな行程に連れ回すのは、少々申し訳ない気持ちがあります。きっとみんな美味しいものも食べたいだろうし、お買い物にも行きたいはず。


ということで、最近は一人で展望台に行くことも多くなりました。

一人で展望台に行くようになって気付いたのは、行く前は「ここ一人で行くのきつい…」と思っていた所も、実際に行ってみると意外と大丈夫なことが多いということ。

そこで今回は、おひとりさまにもオススメの展望台を、私が今までに訪れて「意外と大丈夫だった!」と感じたという超曖昧な判断基準のもとご紹介したいと思います。

一人旅してみたいけど行き先に迷っているという方や、一人で時間を潰さなければいけなくなってしまったという方に、選択肢の1つとして展望台をご検討頂けたら幸いです。


まず前提として、無料の展望スポットはめちゃめちゃ一人で行きやすいと個人的に思っています。
窓口でチケットを買うために「大人1枚」と言って「あ、私一人で来てるんだ…」という事実を再認識して悲しくなるなんてこともないし。
ですので今回は、無料のスポットは対象外としたいと思います。



東京スカイツリー


まずご紹介したいのが、東京スカイツリーです。
スカイツリーなんて「誰かと一緒に来て楽しい思い出作ってください!」と言っているような、老若男女楽しめる超有名スポット。
私も行く前は震えていましたが、意外と大丈夫でした!

注意としてお伝えしておきたいのは、正直チケット売り場に並んでいる時とエレベーターを待っている時は、周囲の視線を気にしてしまって少々震えるかもしれません。周りは楽しそうな家族連れやカップルばかりなので……

しかし、エレベーターまでの壁を乗り越えて天望デッキに到着すればこっちのもの!
混雑している窓の前も、一人分のスペースがあればスッと入れるので、誰かと行くより景色をじっくり楽しむことが出来るかもしれません。


東京タワー


東京タワーも意外と全然大丈夫だと感じたスポット。
混雑している場所って周りに紛れられるし、周囲の人も思っているほどおひとりさまに注目していません。
あと、意外と一人で来ている人も見かけます。あなただけじゃないので安心してください!

ただこちらも注意してほしいことがあります。
それは、トップデッキツアーです。
高さ250mのトップデッキへ登れるこちらのツアーに一人で参加するのは、少々勇気がいるかと思います。

私は勇気を出して一人で参加しましたが、ツアー途中に記念撮影スポットで写真を撮ってもらう瞬間は、まあまあ恥ずかしかったです……
(一人で参加しているので、他の人が見ている中一人で写真を撮られなければならない)

ただ、スカイツリー同様トップデッキに行ってしまえばこっちのもの!
メインデッキとは全く違った景色を満足するまで存分に楽しめるので、勇気を出すのはとってもオススメです。


フジテレビ球体展望室 はちたま


スカイツリーや東京タワーに比べたら穴場展望スポットのこちら。
私が行った時はタイミングよくとても空いていたこともあり、まったりとした雰囲気が漂っていたので、一人でも全然平気だし、むしろ居心地がよかったです。

夏休みなどイベントが行われている期間は、一人で挑むのは少々勇気がいるかもしれませんが……通常の土日であれば意外と大丈夫!

あと、一人でテレビ局に行くというのが、なんだか芸能人になったみたいで楽しい!と思うのは私だけでしょうか。私だけだったらすみません。
一人でゆっくり景色を楽しみたい方はもちろん、芸能人気分を味わいたい方にも是非行ってみてほしいです。


横浜マリンタワー


横浜の景色を一望できる素敵なスポット 横浜マリンタワー。
みなとみらい周辺とは少し離れた山下公園の目の前ですが、それでも地下鉄を使えばすぐに辿り着きます。

個人的には、横浜ランドマークタワーの展望台に比べて一人でも行きやすいなと感じました。
横浜の中心地から少し離れていて一人の世界に浸れる感があるからでしょうか。
少々こじんまりとした大きすぎない建物であるところも、おひとりさまにも向いている気がするのです。


京都タワー


京都駅の目の前に聳え立つ京都タワー。
一人でも意外と大丈夫ですが、修学旅行の定番スポットでもあるので、平日も混雑しているかもしれないという覚悟のうえで臨むことをおすすめします。

展望台も広すぎず、いい感じにコンパクトなので、一人でサッと行って短時間でも景色を楽しめると思います。
駅の目の前なので、「せっかく京都に来たので寄ってみました」感を醸し出せば、周囲の視線も気にならないでしょう。


中部電力 MIRAI TOWER

少し前にリニューアルしたこちらのスポット。
椅子やテーブルが沢山設置された、とてもリラックスできる空間になったこともあり、一人で居ても違和感がないでしょう。

屋外展望台のスカイバルコニーにも椅子が設置されていて、ゆったりとした一人時間を過ごすことができます。
平日に有給を取って一人で行ったことがありますが、椅子に座って風を浴びながらダラダラと過ごす時間は、最高以外の何物でもありませんでした……!


ということで、今回は6ヶ所の展望スポットをご紹介しました。
それぞれの場所から見える景色の紹介は割愛しましたが、どこも素晴らしい展望スポットなので一人でも誰かとでも訪れて頂きたいです。


今回初めて「一人でも行きやすい展望台」というテーマで考えてみて気付いたのですが、駅から近いというのは一人で展望台に行くハードルをグッと下げてくれるように思いました。

最寄り駅から何分もかけて歩かなければならないとなると、一人で行くモチベーションがあまり上がらない気がします。帰り道には展望台の感想を誰かと言い合いたいし……
「駅からの近さ」と「気軽さ」は比例していますね。

車を運転するのが好きな方は、ドライブついでに駅から遠い展望台に行ってみるのもいいかもしれません!一人で挑戦できる範囲が広がるなんて素晴らしい!
私は運転に自信がないけれど、色んな展望台に行くことを目標に、今年は頑張ってみようかな……?


一人でどこかへ行くというのは、慣れていない人には結構勇気がいるもの。
でも、勇気を出したその先には、今までとは違った景色が広がっているかもしれません。
それに、誰かと一緒に行った時とは違う、それはそれで特別な思い出が出来るかもしれません。

とにかく、みなさまのおひとりさま旅に幸あれ!


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