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社会人、久しぶりに本気で勉強する。

「本を出版して、会社を辞める。」

これは、最近の私が思い描いている理想の未来である。

大好きな展望台に携わって生きることが出来たら、どんなに幸せだろう。
展望台に関する本とか出せたら、最高の人生だな。
そんなことを考えた結果、辿り着いた理想だ。

とはいえ、ド素人の会社員が簡単に本など出せるはずもない。
きっと、望むだけで叶うほど世の中は甘くないのだ。

では、どうすればいいのだろう?
何が近道なのかも分からないけれど、何もしないよりマシだろ!という安易な考えのもと、noteで展望台紹介の記事等を書いているのだった。


「本を出版して、会社を辞める。」
これは読んで字の如く「本の出版」を目標に掲げた言葉だが、「自分の好きなことを仕事にして生きていく。」という別の目標を表す言葉でもある。


好きなことを仕事にしている人って、とっても憧れる。

きっと、自分の好きなことを仕事にしているなりの苦労はあるだろう。
でも、好きなことを仕事にしていない私からすれば、そういう人たちは誰でもキラキラと輝いて見えるのだった。


今の会社は、新卒で入社して7年目。
残業も少なく、休暇も比較的取りやすい。

でも自分の好きなことかと聞かれたら、答えは「No.」だ。

もちろん、自分の好きなことを仕事にすることだけが正しいとは限らない。
「やりたいこと」と「出来ること」は別、なんて話も聞いたことがある。
そんなことは、よく分かっているつもりなのだ。


でも、だからといって私の人生ってこれでいいのだろうか。

同じことの繰り返しで過ぎていく毎日に疑問を感じるようになったのは、約2年前。

違う仕事をしてみたくて、転職サイトに登録した。
暇な時に求人情報を見てみたり何社か応募してみたりしたけれど、それって本当に自分がやりたいことなのだろうか。
「〇〇がしたい」より、「今の会社を辞めたい」という気持ちの方が先行しているようで、それもなんか違う気がする。
それ以前に、こんなに漠然と転職活動をしている自分には、転職する資格なんかないのではないかとさえ思えてくる。


今の会社でもっと頑張って、仕事を極めるでもない。
思いきって転職して、新しい道を進むでもない。
いつまでも変わることが出来ない自分が、とても嫌だった。

変わらなければ。
何でもいい。何かしら動いて、レベルアップしなければならない。


明確なレベルアップの方法として私が思いついたのは、「資格を取る」ということ。
目標に向かって勉強して、知識や技術を身につける。
その身につけた知識や技術を以って、誰かに「合格」と認めてもらう。
これはもう、立派なレベルアップと呼んでいいだろう。


ということで、最近始めたのが『秘書検定』の勉強である。

思い返せば、大学生の時は毎年1つずつ資格や検定を取得していた。
その頃から、資格取得をレベルアップと感じていたのかもしれない。

しかし、大学4年生の時に漢検2級を取得して以来、勉強という勉強をしていなかった私は、その頃と比べて記憶力の低下を痛いほど感じている。

数年前にカラーコーディネーター検定に興味を持ち、少しだけ勉強してみたが、知識0の状態から独学で学ぶのは、私には難し過ぎた。
覚えることが多過ぎて、途中で心が折れてしまった。

今の自分にも勉強しやすく、どんな仕事にも応用できるような資格はないのだろうか。
そう思って色々な資格や検定を調べているなかで秘書検定に巡り合い、ネット上に公開されている例題を少しだけ解いてみた。

全く勉強していないにも関わらず、意外と解けるではないか。
短いとはいえ、人並みに積んだ社会人経験が活きていることがよく分かった。

社会人として7年生きてきて、なんとなく身につけた知識。
これを強化するに越したことはないだろう。

それに秘書検定保持者となれば、社会人としての常識があるような印象を与えられる。
いざ転職するとなった時に、有利になるかもしれない。
もし結局転職せずこのまま同じ会社で働き続けるにしても、ここで身につけた知識を役立てる場面が出てくるかもしれない。

これは、勉強する価値がある。

そんなこんなで、私の学び直しがスタートしたのだった。


勉強を始めて数日。
今思うのは、「めっちゃ勉強になるわ~」ということ。
勉強していて勉強になるって、どんだけバカな感想だよと思われるだろうが、社会人として知っておいた方がよい知識ばかりで、とにかくとても勉強になるのだ。(また言ってしまった。)


この頑張りが、未来の私にどう影響するのか、しないのか。
今はまだ分からないけれど、今よりレベルアップするために、とにかくやってみるのだ。


秘書検定の試験は2月。
2か月後、ぜひとも「無事合格しました!」という記事をアップしたい。

社会人、久しぶりに本気で勉強頑張ります。


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