▼自己紹介
まずは自分のことから語るのが先だろうと思うので自分のことを綴ることとする。
ちなみに信じるか信じないかはあなた次第で決めてほしいと思うが、信じないと辻褄が合わなくなる部分が出てくるとは思うがあくまで読者のあなたが全てなのでどう解釈するかについては一切問わない。
私はまず女性である。
よくある20代の女性である。
いわゆる港区女子だが生まれも育ちも完全に東京の穏やかな区で何不自由なく育った、所謂金持ちの完全なる世間知らずの箱入り娘だ。しかも大事な大事な一人娘として大切に大切に育てられた。
なのに、親が「子供が好きではなかった」ため、幼少期から一人で遊ぶことが多かった。
もちろん幼稚園は、母親が付きっ切りだったしわざわざ遠くの有名な幼稚園に通わされていたのでその頃はよく友達の家に遊びに行ったり、いわゆる「ママ友」交流の一環でよく周りの皆と遊んでいた。
それがこれからも続いていくんだ、と思っていたのは私だけだった。
まず小学校に上がると手がかからなくなるので、ベビーシッターに預けられて親は遊びに出かけるようになってしまった。
1人遊びできる範囲でもお人形遊びもさすがに小学生2年生くらいが限界だろう、もう1人で遊ぶこととしたらゲームしかなかった。
おかげ様で流行りものが大好きな父親だったので、家には常にSONYや任天堂製品の最新版が常にそこにあった。
ベビーシッターも出かけたい、と言えば連れていってはくれるがあくまで高校生で子供の私と大して遊んでもらえるわけもなく、私はゲームに没頭していた。
一人っ子なのは既に言及したが、遊ぶ相手がいないので対戦系(スマブラとか格闘とか)よりはRPGと呼ばれる主人公を操作して物語を進めていくものを選んでひらすらのめり込んでいった。
手がかからないので、親は言えばゲームは好きに買ってくれた。
そして気付けば年を重ねるに連れて、いろんなものに手を出してSkypeやらなにやらとVCを繋いで人と遊んだり話したりするだけの空間など色んなものが出来ていった。
大人になると私も色々と遊ぶ範囲が増えていき、ついにはオンラインゲームという悪の巣窟に辿り着くこととなる。
RPGを1人で遊んで満足する女でありたかった、と今心から後悔していることはここに伝えておこう。
そしてちなみにだが、私は大学を卒業しバリキャリで外資で働いている。
年収はそこら辺の同年代の平均年収3倍くらいはあると思う。(もちろん相手次第だけども)
ただし、私は学歴が全てだとは一切思っていないし偏見もない。
私はただ勉学を学生時代に必死に頑張って、仕事もついでに頑張って今の立場を得ただけだ。ただの努力で人間はここまで来れる。
この世には、大変残念なことに大学名が全てだと考える人種も少なくないので、なんて狭い世界に生きているんだろうかと不思議に思う。
まあ、でも人はそれぞれ思うことがあるので勝手にすればいいと思う。
それが自慢なら永遠に自慢しておけばいい。
ただし、人の迷惑にならない範囲程度で。これが大体人の迷惑になるので、困ったものだが。
根暗かと思われるかもしれないが、リアルは根明でクラブ遊びやら一通りの悪い遊びも経験した。インドア派ではあるが、友人がゲームをするような人が1人もいなかったので高校くらいからは、夜遊びに出かけたりと今ほどのめり込んではいなかった。
予定がない日はゲームをしていたくらいで、あの頃は平穏だった。
とまあ前置きが長くなってしまったが、私はこのような人間である。
親からはたっぷりの愛をもらって育ちはしたが、育児方針が「人の気持ちを先に考えなさい」だったのでなんとも器用貧乏な損する人格になってしまった。
親からも「育て方を間違えた」と今になって言われるレベルで他人優先してしまう馬鹿女が爆誕したのであった。
そして、そんな私が今も不幸で今まで出逢ってきたネットの地獄絵図などを綴っていこうと思う。
私は三日坊主の飽き性なので、いつまで続くかはわからない。
あと言い忘れていたが、ネットでのストレスの蓄積とリアル社会でのストレスの蓄積により私は今年の頭から会社を休職した。
2年くらい前から永遠に自律神経失調症は発症していたのだが、ついに限界が来た。そして身体も壊して秋頃に手術して今全治4か月で療養も兼ねている。
病は気から、とはよく言ったものだ。
これを読んでいる人がもしいたら、是非とも自分の心のケアを怠らずに自分に優しくあってほしいと願う。
私みたいになってはいけない、ほとんどの人はならないだろうが、なるな。
人は強くなくていいのだ、自分の出来る範囲のことを一生懸命していればそれだけでいいんだ。
私みたいにはならないでほしい、約束をしてほしいと思う。
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