幕末純情伝(映画 1991公開)

幕末に活躍した新選組の沖田総司、彼が実は女性だったという設定の映画。BSで再放送していたのを録画して視聴。

公開された当時大人気だった牧瀬里穂が主演、白血病から復活した渡辺謙が坂本龍馬を演じた青春モノ...と言っていいのかどうなのか?

幕末好きの目から見るとケシカラン感満載なうえ、ごちゃごちゃしたストーリーと映像は評価が分かれそう。

さらに私のヒーロー土方歳三が、うじうじしたキャラクターとして描かれており不快だった。

伊武雅刀、杉本哲太、津川雅彦、柄本明など、名優揃いなのに無駄遣いしてるなぁ🌀私の2時間を返して〜。

そんな酷評ばかりの中、ただ一つだけ感動したシーンがあった。

終盤、死を前にした龍馬は沖田たちに心情を吐露する。時代の先端を突っ走って、政治的な改革も成し遂げてきた自分なのに、並走する者がいない。そんな孤独に苦悩する彼の姿には、フィクションなのにとてもリアリティを感じた。



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