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プロフェッショナル仕事の流儀「泣けど、ボヤけど、闘う者たち」

カリスマ美容師・高木琢也と新喜劇座長・小籔千豊を軸に、コロナ禍で奮闘する様子を伝えたドキュメント。

美容師も芸人も、俗に言う"エッセンシャルワーカー"ではない。普通の世の中では余暇を担当する、レクリエーションみたいな職業という認識だろう。しかし、本当にそうだろうか?

辛く悲しい時こそ、全てを忘れて大笑いしたい。八方塞がりの時こそ、身だしなみを整えて美しくありたい。頼るべきものが何か、自分を見失いそうな時にこそ、いつも当たり前のように側にある大事なものに気づくのだ。

見た目がチャラくてルックス重視に思われがちな美容師が、ヘアカットすることでお客様の心に翼を授ける。

ふざけた衣装でアホなことしか言わない新喜劇を見て笑わせることで、観客の心に温かい灯を点す芸人。

コロナ感染の恐怖に怯えつつも、それに立ち向かう二人の姿に感動した。

「困難を前にして逃げたら、それで終わり。とにかく半歩前に出ようよ。一歩なら踏みはずす怖さがあるけど、半歩ならギリそこで踏ん張れるから」美容師・高木氏の言葉が、今日のめっけもんだ。

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