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「アラン・ドロンのゾロ」<字幕スーパー> (1975 映画)

そのまんまのタイトルやん!と思いつつ。

アラン・ドロンはやっぱりカッコイイね。お話はいかにもなヒーローもの。今の映画に比べるとゆっくりした展開で、正直いって間延びした感じは否めなかった。先日「007 慰めの報酬 (映画)」を見たすぐ後だったせいか、カメラワークも隔世の感があった。

ラストの決闘シーンなんて、約10分間。屋外で始まった一騎打ちが建物の中に入り、延々とタイマンを張っていた。天井裏での立ち回りシーンは007にも似たような構図があって、オマージュなのかと思ってしまったくらい。

今は亡き父は、怪傑ゾロが好きだった。父も若い頃、この映画を見て楽しんだのかな?と思ったら、何だか泣けてしまった。

親孝行だけではない。思い出話したい時にも親は無し、なのだ。

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