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2022年8月 2泊3日真夏の京都旅行②


さて二日目。
朝の8時半くらいには、タクシーに乗り目的地へ。
その目的地とは、如意ヶ嶽。

銀閣寺の近くにある、大文字焼きの「大」の字を焼くお山だ。
地元の小学生もハイキングに利用したりするのだとか。
真夏に山に登るということで、気温が低めの午前中に行くことになった。

わくわく
ふむふむ

ハイキング、スタート!
小川のせせらぎを聞きながらせっせと歩く。しかし、ゆるやかとはいえ上り坂。
序盤からすでに苦しい!

小川が流れる。
ゼエゼエ

まだ気温の高くない午前中とはいえ、八月真夏の盆地京都である。
まとわりつく熱気、続く上り坂に、すっかり汗だくになり、息も絶え絶え。階段を登る荒地の魔女と化し、「頂上まだなの!?」と何度も足を止めて休む。
すると後ろからやってきた、地元のアクティブシニアの方々に「こんにちは〜」「がんばりや〜」と声をかけられ、サクサクと追い抜かされてゆく。

運動不足の自分の体の衰えに恐ろしくなりながら、亀のようにゆっくりと歩を進め…

お!?
着いた〜!!!!!!!!!!
絶景。

着いた時の達成感たるや。
此処には弘法大師のお堂があり、その前で座って休む。
開けたこの場所では風が気持ちよく吹いており、汗を乾かしてくれた。

私はお山の上ではおにぎりを食べるもの、と某童謡にすりこまれているため、セブンイレブンで買ったおにぎり二つを此処でムシャムシャと完食。
運動してお腹が減っていたのでとても美味しかった。

しかし同行してくれた友人は暑さで体調を崩してしまい、この場所で1時間くらい休むことになった。
申し訳ない。ま〜じで申し訳ない。

私の場合、これは「聖地巡礼」であるので、体力的にキツくても脳内物質がドパドパ出ていて異様に元気だったのだが、
友人はただの付き添いなので、京都旅行にまできて真夏に山登りをさせられている状態である。
申し訳なかった。

友人が復活してから山を降りた。
もうこの時点で膝が笑っていた。

次に向かったのは銀閣寺。なんだかんだで初である。
これまでに京都は修学旅行と家族旅行で計2回訪れたことがあるのだが、銀閣寺はスルーしていた。
というか、金・銀閣寺どちらも有名観光地故に観光計画段階で候補には上がるものの、この2箇所が割と離れた場所にあるために「どちらかでいいか」となりがちで、そうなると金閣寺にどうしても軍牌が上がる。(派手だから)

砂のピノとか砂のプリンとか。食い意地が張っているのでつい食べ物に例えがちである
わびさび

来てよかったと思った。銀閣寺は、御庭がとにかく綺麗だ。計算され尽くしたお庭という感じがした。

登山のダメージを引き摺った足でなんとか登った
これはよく分かんないけど花だ!!と思って撮った。サルスベリ?赤くないけど…


アイスを食べ食べ。

さて、13時ごろには汗を流しにホテルに戻ったと思う。
二日目の午後の予定は特に入れていなかったのだが………………………………
ドパミンハイになっていたとはいえ、慣れない登山で体は疲労が蓄積していた。
「ごめん、1時間だけ寝るね」
といいつつ17時まで寝たのだった。(申し訳なさすぎる)

こうして文字に起こすと、自分がいかに自分勝手で友人の心がいかに広いかということが分かる。

さて、夜は実は鱧しゃぶのコースを予約してまして。
身支度を整えて割烹へ。


おでむかえ。
お前菜。
全部美味しくてパシャリコパシャリコしていた

鱧、あっさりとした味で食べやすかった。
コース料理、色んな味の鱧を楽しめてとても良かった……しかも、全部完食できるちょうど良い量で。

締めの雑炊が、刃物出汁がでていてこれまた美味しいのだ。

二日目はこれで終了。

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