専門知識が役に立たないというツイートを見て
さっきTwitterを見ていたら、次のようなツイートを見かけた。
https://twitter.com/info_history1/status/1573120405199790080?s=20&t=qXMUn5ytFMB70z4nRS5ONg
内容を要約させてもらうと
「大学院を出て、博士を取っても生きていけない、酷い時代だ。」
といった内容だった。
この話について、大人になって思ったことがある。
学生時代は、努力して、専門的な知識を極めた人がこんな不遇な思いをするのはなんてことだ!と思っていた。
ただ、大人になって、社会というものを冷静に考えたときに
「当たり前では??」という見え方に変わった。
誤解がないように、ここは話を分解して考えほしい。
この国が資本主義社会という選択をとっている以上、お金儲けがうまいかどうかというのは、資本主義のゲームのルールのハックがうまい人だと思う。
よく、学歴と年収という話が持ち出されるが、ある程度の相関があるにしても、学歴が高い=お金儲けがうまい。という方程式が成り立つ訳ではないと思う。
お金儲けがうまい人は、稀有だが、中卒の人でもいると思うし、逆にこのツイートのみたいに、博士でも儲けられれない人もいる。
いくら専門知識があろうと、資本主義のお金儲けのルールの中では役に立たないというのはそれはそれで仕方ないことだと思う。
というか、学歴を上げれば盲目的に年収が上がると考えるのは乱暴だと思う。学歴が高い人じゃなくて、お金儲けがうまい人がお金を儲けられるだけだと思う。
そこに専門知識とか関係ない。
だから、「いやまぁ、それはそれで仕方ないよね。」とこのツイートを見て思ってしまったのだ。
ただ、一方で、博士までの専門知識を持った人間が困窮するような国になっていること自体は非常に問題だと思う。
そんなことをふと思った秋の夜
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