ランニングと蛍
今日は、久々にランニングをした。少し出てきたお腹をへこましたいと思いながら、ようやく夜でも汗をかきながら走れる気候になってきたことに感謝しつつ。
僕のランニングコースは主に、河川の土手を走っている。田舎で、真っ暗なので、安全のために携帯のライトを付けながら走っていたのだが、河川敷の草むらにほのかに光るものを見た。
それは、何年かぶりにみる蛍だった。10年ぶりぐらいかもしれない。田舎なので、蛍自体はそんなに珍しくはない。だが、小学校低学年を過ぎてから積極的に見に行ったりしたことはなかった。
小学生の頃は、父の実家にわざわざ蛍を見に行ったりしたが、そんな習慣もどこかに行って気づけば就職が決まった大学生になっていた。蛍を見るために携帯のライトを消して、しばらくゆっくりと土手を走りながら、懐かしい気持ちを思い出していた。
就職で僕はどこか遠い土地にいくことになる。そう思うと寂しさ何少しこみ上げてきた。そんな気持ちにさせてくれた蛍の光だった。
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