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ウケる1on1で評価UP!!

段々と定着化してきている1on1
言葉を聞くだけでなく実施される事も、増えてきていると思います。
1on1のやり方(上司側)にフォーカスされた記事や指南書を多く見ます。
では、
発想を変えて部下はどのように1on1に挑むべきかについて考えてみました。

1on1の受け手の気持ち

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1. 最近どう? ってフリは怠慢でしかない。
実施するにあたり、上司は講義などで、話を傾聴しろと言われます。
(目標としては話をするのは80%部下)
話を聞く事を意識しつつも、準備不足もあり、
いきなり唐突な質問をされる事があります。。。
相手にボールを投げるのではなく押し付けてると感じてしまいます。

上司:最近どう?
部下:そうですね。。 まぁまぁです。
上司:そっか、何か困ってる事とかない?
部下:今は特にありません。また、あった時に相談に乗ってください

この様に前に進まなくなり、
雑談や結局上司の持論を聞く事になる事があります。

せめて”最近〇〇案件がスタートして忙しそうだけど、最近どう?”
くらいの頭の枕詞は必要だと思います。この枕詞は重要だと思います。

2. 部下は話したい気持ちと聞きたい気持ちが入り混じる。
この比率は人に依ると思います。
私は目上の方と話す時は、8対2くらいで聞きたい気持ちが強いです。
比率は違えど、今どぎ話を聞いて欲しい気持ちより案外上司の考えを知りたいと思う部分の方が強かったりします。
上司は部下の話を聞こうとしていますが、部下は上司の話を聞きたかったりもします。ここは少し厄介な部分だと思います。

1on1は簡単なマネージメント解決方法ではない。

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1on1は、話を聞くだけ(上司目線)、話をするだけ(部下目線)と捉えると非常に簡単な作業に見えます。
実施に結果、会社の風土改革や業績UPに繋がったという話が多く、簡単に結果が得れる魔法の方法と捉えられてしまっています。もちろん会話量が上がる事で、認識の違いや合意性を高める事が出来るので実施するだけで、一定数の効果はあると思います。
しかし、双方の時間に対する(特に上司側の)効果は実施だけでは非効率です。

1on1をより効果的なものにするには?(受け手編)

では、どうする事で、1on1を効果的(効率的)に出来るかを示します。
これは上司側も同じだと考えおり、今回は受け手である部下側として具体例も入れて記述します。

結論 1on1に望む前に15分の振り返りをして参加する。

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実施前に、自身の振り返りをし、その上で
伝えたい事と、聞きたい事(承認頂きたい事)を整理する事が大切です。

これは仕事のどんな事も同じだと思うのですが、
準備の時点で9割はタスクを完了しています。
大切な事は時間ではなく、取組む姿勢です。

1on1においても、大切な事は実施する事ではなく、
現状について振り返り、今後どうするかを考える時間をとる事です。
そして、考えについて上司と意見交換し承認をとるのです。
誤解しがちなのですが、1on1は愚痴や不平不満を聞いて慰めてもらう場ではなく、より効率的に効果的に進めれる様にボトルネックになる部分を排除する場だと考えます。

私が受けての場合
伝えたい事/聞きたい事/メモの3段スペースを作って受けました。

準備する事で、より有意義な1on1を実施する事が出来ただけでなく、
時間を取ってくれた上司からも、ちゃんと準備している=この時間を大切にしていると受け取ってもらい。
気持ちよく実施頂き、逆に感謝さえされました。

そして、1on1の中でクライアントに対するアプローチの仕方の摺り合わせと
追加予算の計上についての概要の承認や、後輩育成のついての方針などのすり合わせをすることが出来ました。その上で、そこまでいろいろ考えているなら、今後もっといろんな意見や情報を交換しようと言われました。
自身の業務の承認だけでなく、上司に頼れる存在という事をアピールする事もできました。

1on1はやる事ではなく、やる前の準備をする事で、
考えを整理する事が出来、その上で参加する事で考えが深まる。
そして、その考えをお互いが理解する事で相乗効果を生むのです。

是非皆さんも
実施前に少し考えを整理する時間を取ってみる事をオススメします。

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