旅日記「中国地方へ…3」問われる度量
(2022年 8月)
旅3日目。
AM7時、山口県の道の駅「きららあじす」で目覚める。天気は快晴。
ん、素晴らしい。
身支度を済ませて宇部方面へ。
暫く走ると目的地の一つ「資さんうどん」に到着。24Hの頼もしいヤツ!北九州のうどんチェーン店だ。
ワシャコレが吸いとうて吸いとうてよぉ…
元気よく入店し、「かしわゴボ天」と「ぼたもち」を注文。
前回行った時は「ぼたもち」を無視していたが、その後資さんファンの多数の声を聞くうちに「次は必ず…」と思ってたヤツ。ぼた。
数分後着丼。
数秒眺めた後、白目を剥いて吸いこむ。ふわふわのうどん!福岡県のヤツ!大好っき!これこれ。
意を決し、途中でぼたもちを挟んでみる。うん…合うな…
ペロリと平らげるとかなりの満腹感。もう食えんよ…
悩ましい声を漏らしながら宇部市到着。
どうも「宇部駅」より「宇部新川駅」のが栄えてるっぽいのでソコにした。
不勉強で知らんかったが、壮大な親子喧嘩アニメ「エヴァンゲリオン」の聖地的なアレらしい。何かヒョロ長ロボットのノボリやらポスターがアレしちょるわい。
無視だ。知らねぇよ。
駅前のスナック街をウロつく。毎度のスナッキング行為だ。
「スナック サントロペ」に遭遇。即座に「ゴルゴ13」のこのコマを思い出す。
「おセックの最中にこんな言葉を吐かれたら…まず笑わずにいられるものか…男の度量が問われる…」
とか思いながら朝の飲み屋街を自転車でうろつく。寂れてはいるが、昔は賑やかな街だったのだろうなぁ…
見応えのある街で、なんだかんだで時間は11時。あんだけ腹一杯で苦しんでいたのに、腹が減った。うん。生きとる。
コレまた目的の「宇部ラーメン」を吸うのだ。時は来た!それだけだ!
狙っていたお店はお休みだったが、駅前の「一久」はガンガンやってたのでソコへ。
お店の中は豚骨屋さんの匂い。一番シンプルな「ラーメン」を注文、着丼。初の宇部ラーメン。まずプースーから…
感想は「んん?何だコレ?」と変わった味。
簡単に言うと「茶濁臭豚骨」スープは多少の粘着感。
が!食べ進めていくと、旨い…クッセェ!でも旨い!
少しザラついたプースーに細麺がアレして良い感じ。胡椒をバサがけしたら更に旨くなった。
一気に平らげたなら、宇部にもう用は無い。
クルマに乗り込み日本海側へ向かい「萩城」に向かうのだ。
何もない山道をボッケェーと走っている途中、「山口のガードレール、本当に黄色いんやな…」と。
萩城到着。慌ただしく見学&スタンプ押印。即萩市を後に。綺麗な街、立派なお城だったのでいつかゆっくりしたいなぁ…と思った。
次「津和野城」へ向け山道を走る。「山口のガードレー(略)」
津和野城到着。リフトで山を登ると、お城の核心部。凄い城だった。結構険しかったがベンサンで何とかやりきった。美味しい所は回れたと思う。
コレで予定していた事は全部消化してしまったので、一気に「帰宅モード」に切り替わる。
益田市で風呂に入って、宍道湖の近くの道の駅「道の駅本庄」に着いたら22時。
湖の近くのせいか涼しい(25度)…が!湿気がすごくて、水木しげるの「ぽぁー」みたいな感じに霧が立ち込めとる。「しげるロード」も近いし何かドキドキする。(この前行ったし行かんかったが)
翌朝7時に起き、下道で帰ろうと思ったが、途中で運転にウンザリし、京都の宮津市から高速に乗った。
17時、無事に帰宅し俺の夏の旅は終わった。
「ナツタビ」と表記すると「イラッ」とするのはどういう訳だろうか。
完。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?