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映画『原発をとめた裁判長 そして原発をとめる農家たち』監督記:21 農業界の宝
2021/5/20 曇天。近藤恵さんが経営する会社には2名の社員がいる。1年前に農業高校を卒業し、すぐに就農した塚田晴さんと二本松市の企業から転職し、4月に就農したばかりの菅野雄貴さんだ。二人から映画へのご出演を快諾いただいた。今は山梨県でブドウの育成研修中ということで、撮影させてもらう。萩原フルーツ農園は富士山を借景とする広大な果物農園。社長の萩原真司さんは近藤恵さんの友人だ。
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車を降りると塚田さんと菅野さんが走って出迎えてくれた。本作企画のきっかけであるYouTubeで見た塚田さんと初対面できて感激だ。菅野さんは36歳だが若々しく青年のようだ。男前の二人を見て、これまた「こりゃイケる!」と直感。映画で女性ファンを獲得するためには男前は欠かせないのだ。
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農園の会長、萩原一さんからブドウの摘果を教わる二人にカメラを向けると研修の日々のこと、原発事故からこれまでのこと、これからのことを惜しむことなく話してくれる。なにか事を始める状態の人は、大きな希望と少しの不安が良い塩梅で饒舌になるのかもしれない。
会長さんのお話しからは、二人を大切に育てていることがよく分かる。すべての農家にとって新たな就農者は宝のような存在なんだと感じ入った。
映画公式サイト
https://saibancho-movie.com
宣伝費を募るクラウドファンディング
https://motion-gallery.net/projects/saibancho-movie
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