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映画『原発をとめた裁判長 そして原発をとめる農家たち』監督記:34 苗を植える

2021/7/31 快晴。二本松市の笹谷営農型発電農場は1/8ほどソーラーパネルが設置されていた。地面は更地の頃に比べると見違えるように整備されて未来を感じる。昨日撮った福島第一原発とは真逆の存在感、映画を作る気持ちが盛り上がる。

ズラリと並んだソーラーパネル。でも、全体のほんの一部分。

塚田晴農場長と菅野雄貴さんがこの農場に初めて有機エゴマを植え付ける。パネルを設置する工事の音と苗を植えるモータービーグルの機械音は、まさに被災した農業者が自ら放つ復興の槌音だ。新人農業者のふたりの記念すべき瞬間をじっくりと撮らせてもらう。

太陽光発電の専門業者さんは多数の工事を受けていて忙しいらしい。電源開発は市民の手中にある。

この農場は清流・油井川と国有林に挟まれているので真夏の日差しの中にも風が吹いて気持ちがいい。

有機エゴマの苗

映画公式サイト
https://saibancho-movie.com

宣伝費を募るクラウドファンディング
https://motion-gallery.net/projects/saibancho-movie


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