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「赤い蝋燭と人魚」小川未明/酒井駒子

今年44歳になるおじさんが絵本を買いました。
今回はその絵本の紹介。

昨年の秋ごろかな?
酒井駒子という絵本作家の展覧会を見に行った。
その時にいろいろな絵をみて、非常に心惹かれてしまった。
画集を買いたかったけどお金を惜しみ、絵ハガキを何枚か購入した。
絵本作家なので、絵本自体を購入したかった。
ただ、展覧を見て一番こころ惹かれた本作は、展覧会のショップには売っておらず。。。とうとうネット通販で購入た。

大人向けの絵本だった。
冷酷な物語が子供向けの作品とは一線を画しており、そこがよかった。

そもそも絵本というのが子供向けというのが間違っているのかもしれない。
絵と文章でしか表現できない話があるのだ。

まず冒頭の”人魚は北の海にもいるのです”という始まりが、冷たい海と、ユニークでハッピーな存在ではない、どこか得体の知れない存在として描かれている人魚をイメージさせることで、いきなりインパクトを与えてくる。
良い。

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