秋の気配を感じる音と香り
昨日、家から公園の近くを通って買い物に行く途中、ふと季節の変わり目を感じました。
夕方の日差しは、数週間前のものとは違い、どこか柔らかさを帯びているようでした。
その光景を目にしながら、耳に入ってきたのはミンミンゼミと鈴虫の音色。同時に響き合う音色は、まさに秋の到来を告げているようで、とても風情がありました。
さらに歩みを進めると、今度はツクツクボウシの鳴き声が耳に入ってきました。
私はこれまで、一度にこんなに多くの虫の声を聞いたことがなく、その瞬間の貴重さに感動しました。
虫たちの声が重なり合い、まるで秋の序章を奏でているように感じられました。
公園に近づくと、枯れ始めた草が香ばしい香りを漂わせていました。その香りと音が相まって、季節の移ろいを五感で感じるひとときでした。
日常の中で、そんな自然の営みを感じることができ、少しの間、ほのぼのとした時間を過ごすことができました。