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「子育てにやさしい風 みこちゃんが残したもの」

品川区公式チャンネル しながわネットTVの番組「三之助の笑顔いっぱい とっておきの品川」「子育てにやさしい風 みこちゃんが残したもの」(10年近く前のもの)

亡くなった方にスポットをあててテーマにしたのは、この回が初めてだったそうです。みこちゃんが残した大切なものについて、理事やスタッフ、冒険ひろばを利用しているお母さん達が語っています・・・

いく「彼女は、まちをもっと子どもや子育てにやさしいまちにしたいということだと思います。昔は彼女も路地裏で育ったし、まち中の大人がまち中の子どもたちのことを知っていて、みんなで子どもを見守っていたという時代だったと思うんだけれども、今は残念ながらそういう風景はだんだん少なくなってしまった。まちの中で助け合ったり見守り合ったり、遠慮なく、少しやっかいなこともあるかもしれないけれど、おせっかいをして『うちが見るわよ』『助けるわよ』『困っているの?』『どうしたの?』っていうまちにしたい。『良質なおせっかいなおばちゃんにみんなでなろうよ』と言っていました」

あきこ「私は最初男の子だったので、自分の小さい頃とあまりに違う活発な子にすごく手を焼いていて、しつけに厳しくしなくてはと思っていたんですけど、みこちゃんが『そのままで良いのよ』とか『のびのび育てなさいよ』と言ってくれたりしたのが、それでいいんだってすごく価値観を変えてくれました」

みこ「おばちゃんちのこの預かり保育は、狭いが良いというのが私たちのモットーです。大きな施設ではなくて、本当におばあちゃんちやおばちゃんちに遊びに行くような広さのところでゆっくりとお子さんたちと楽しく時間を過ごせたらいいなというのが、私たちが大切にしていることなのでどうぞよろしくお願いいたします」

みこ「一人ひとりが違ってそれがいいという形を情報誌を作る作業の中で実践をしていく姿に私は感動しますね」

やよい「『あなたたちは子育て中のお母さんで家庭があるんだから、自分の好きなことに没頭しすぎて大事なことをほっぽっちゃだめなのよ』という、『常に何が大事かを見極めなさいね』ってことを教えてくれたんですね。その言葉をずっと大事にして生きています」

こん「できることをできるだけ楽しくというみこちゃんの言葉が印象に残っています。自分ができる範囲で無理なくやれば、そういう力が集まってくれば、一つの大きなことができるんだなと本当に実感しました」

いく「私が引き継ぐというよりも、おばちゃんちのスタッフやまちの人みんなにおばちゃんちらしい風を吹かすような、新しいことが出来ると信じていきたいと思うので、手に手をとっていいまちづくりをしていきたいと思いますので、みんなに応援していただきたいと思います」

(いく)

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