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BlenderのSTLデータで鋳造 バレル研磨は必須なのか?

自己流で鍛金、彫金を始めて5年ほど。今回はじめて鋳造にチャレンジしました。

知識として、鍛金は叩くことで金属の中の空気が抜けて粒子が密になって地金が硬く締まる、ということは知っていて、自分の経験でも、地金を焼き鈍す〜叩く〜焼き鈍す〜叩くという工程の中で、なんとなく実感はしていた。

ところで、鋳造の場合は鋳型に熱した金属を流し込んで冷やし固めて形作る、という製法なので、いつ地金を硬く締めるのだろうと不思議に思った。

で、調べて買ったのが(↓)こちらの品。

鋳巣埋めと地金面を硬くする効果を一挙に解決(のはず)。超硬巣埋めロータリーバー「うめ太郎」(リューターはプロクソン)
こちらは前から持っていた地金面を磨いて硬化&光沢を得る道具・磨きヘラ

これで準備万端! と、鋳肌と湯道をヤスリ始めた。だが、いつもの事で始めてから気づくことがある。

DMM.makeの注文フォームに「バレル研磨」という項目があったことを、今さらながら思い出してしまった。

機械研磨をしにくい個所の研磨に最適な表面処理

 バレル研磨では、研磨材粒子は小さいため、段付きや複雑形状など、機械研磨をしにくい個所であっても仕上げが可能です。複雑形状で内部に手が入らず磨けないということもありません。また、バレル研磨は、工作物のバリ取り、R付け、表面仕上げを一括で行うことができる処理方法です。さらに、一度に多くのワークをセットできるため、比較的安価で行うことができる研磨方法です。
 一方、バレル研磨によって製品の端部が丸まってしまう、またバレル痕と呼ばれる微小なヘコミが発生することがあります。そのため、求められる製品仕様によって最適なバレル研磨の条件を設定する必要があり、また必要であれば別の表面処理方法を選択する必要もあります。

ステンレス板金加工+表面仕上げ .COM Webサイト「バレル研磨とは」

ちょ、ちょっと待って。もしかして「バレル研磨」もお願いしたほうが良かったの???

おばちゃんの試行錯誤はつづく・・・

(ちなみにタイトル画像は磨き途中)


WEBデザイナー(自営業)のおばちゃんです。最近はBlenderネタ多めです。