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Blenderで橋コレにどこまで迫れたか 国立西洋美術館「橋本コレクション展 - 指輪よりどりみどり」

国立西洋美術館で開催されている小企画展「橋本コレクション展 - 指輪よりどりみどり」に行ってきました。

大好きな橋本コレクションの指輪たちに会うのはもちろん、Blenderでモデリングした指輪が、本物に近づけたのか、もしくは全然似てないかを答え合わせするために。

上野駅に降り立ち、まずは充実の常設展を鑑賞して、いざ、小企画展へ。

おおっ、ピラミッド型のアンカットダイヤモンドのゴールドリングがある!

スマホ2台持ちのサブ機iPhone7にて撮影。接写は厳しい

・・・違う、なんか違う、なにかが違う。

モデリングのほうの石枠は、石を押さえるほどの厚みは無く、塗膜のような薄いペナペナの金属が張り付いているだけに見える。それに本物の腕(輪の部分)はもっとカマボコっぽい。

金属色はライトによっても変化するから、まあこれで。

斜めから見ると、石座は下の腕と滑らかにつながってるのでなく、上にちょこんと乗る感じだとわかる。

やや上面から撮影

カタチを把握する力、Blenderの操作力・・・やはりモデリングは難しい。少しやったぐらいではまだまだ掴めないですね。

では、気を取り直して、ここからは魅惑の橋本コレクション。

スザンヌ・ベルペロンによるマヤの神殿建築風リング、1935年頃
ココ・シャネルが愛した指輪、1990年代
アール・デコの金工作家ジャン・デプレ(Jean Després)作
アール・ヌーヴォー期のリュシアン・ガイヤール作のトンボのリング
スパイ大作戦!? カメラが隠された指輪、1950年頃のロシア製
開け閉めできるロケットの指輪(ロケットの中には頭髪が入っている)、19世紀

なんて素敵・・・また別の指輪をモデリングしてみたくなりました。修行は続くよ、どこまでも。


WEBデザイナー(自営業)のおばちゃんです。最近はBlenderネタ多めです。