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facebookからnoteに移行したプロセス~50日投稿記念~

私が文章を書き始めたのは4年前、facebookが始まりだった。
facebookは長い文章を投稿できるのでよく投稿していたところ、ブランディングをやっているという人から「仁美さん、SNSで長い文章を載せると嫌われるよ。専門のブログを作って、そこにリンクを張るやり方じゃないと駄目だよ」と言われた。

そう教えてもらって以来「長い文章は嫌われる」と私も思い込み、facebookへの投稿は当時あった自分のウェブサイトへのリンクを貼り付けるようになった。

Facebookから自分のブログリンクに飛んでもらっていた頃

だがよくよく考えるとこのやり方は、一度目に入った記事から別のリンクに飛んでもらう、という手間がかかるので「このリンクに飛んだらどんな面白い文章があるんだろう」という期待を持たせるような作りにしないと、そもそも読んでもらえないことに気づいた。

また文章講座で出会った小説家志望の友人らは、facebookに直接長文をベタ打ちしている。
とても面白い文章を書いているので、長くても読むのが全く苦にならない。「面白い文章はどこに載せても読まれるもんだな」と思い直し、今度は私も長文をfacebookに載せるようになった。

父親が病気になったエッセイを突然投下されるfacebook


そのうち「やっぱり物書きなら、主戦場をnoteに移すべきでは」という想いが出てきた。
facebookはお友だちがたくさんいて、どういう文章を書けば喜んでくれるかは、もうなんとなく掴めていた。でも私のことを全く知らない人たちに、私の文章は通用するのか試してみたい気持ちが強くなり、ついに私もnoter(noteを書く人)となる。

スタートはリアルでつながりある人が5人フォローしてくれた。
最初はfacebookと違って書いてもあまり反応がないことにグヌヌとなったけれど、ある漫画家さんの「発信の初期は量も大事」という言葉に励まされた。

漫画家の真船さん。話したことはないけど、実は同じ高校の同級生である。

例えばあるパン屋さんに入って、お昼時にパンが一つしかない状態だったら、お客さんであるあなたはどうするだろう。他にパンがたくさん陳列してあるお店の方に、スッと移動するんじゃないでしょうか。
それと発信も同じで、ある程度商品である作品を投稿して陳列しておくと、ふらっと見に来た人が「この人のお店いいなあ、また読みにこよっと」となると思うのです。(大意)

といったことを、真船さんがいつかの漫画でおっしゃっていて、私も投稿する時はパン屋さんにパンを並べるように続けた。何より応援して下さる方のお声が励みとなって続けられた。

そうして先日あまり見ないようにしていたnoteのフォロワーさんが56名(最初にフォローしてくださった5名以外、みんな知らない方)になっていてえっえっええっ!?と画面をなんどもスクロールしてしまった。本当にありがとうございます・・。

最初は100日投稿すれば何かが変わるはずと思って走り始めたけれど、バズっている(ヒットしている)noterさんを見ていると100日では少し短いような気もして、365日投稿に延長するか・・?と小澤パン屋は悩んでいる。

とにもかくにも、お読みくださっている皆様には感謝しかありません。
美味しいパンを焼くように、楽しい生地・・じゃなくて記事をこねるように100日投稿の後半戦も頑張ります。

最後までお読みくださり、ありがとうございます。 サポートして頂いたお金は取材や書籍など、記事執筆のために大切に使わさせて頂きます。