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ネタ切れとの戦いに、作り置き文章で対抗する

言葉のアイディアが泉のように湧き出てくるライターさんに出会うこともあるが、私の場合は枯れ井戸だったりする。
現在、note100日投稿というものに挑戦しているが、常々ネタ切れに悩まされている。何をしていても意識の片隅には「今日のnote、どうしよう」と考えている。

「今日の晩ごはん、どうしよう」と悩む主婦(夫)の方であったら、とりあえずスーパーに行けば何かしらの食材に出会えるだろう。私にとってのスーパーは目に入るもの、耳に聞こえるもの全てだ。
夢に見たことがアイディアになることもある。睡眠時間は魂とつながる時間と誰かが言っていたけど、結構いい題材を見せてくれるからありがたい。でも、夢に見たことを忘れずにいること、そして思いついたアイディアを忘れずにいることは難しい。

メモを取る人もいるけど、私の場合はLINEのメモ機能にひたすら思いついたことを打っている。


私にしかわからないメモ

美しい魚が泳いでいて、そのたなびく尾を捕まえようとするように、思いついたことを忘れないでいることは難しい。だからメモは必須だ。捕まえようと追えば追うほど、魚は一瞬で天に舞い戻ってしまう。

文章の天才のような方に出会うと「ネタ、どうやって思いついてますか?」と訊ねる。大体彼らは「別に、何もしてへんよ」と答えるが、天才のいうことを信じてはいけない。彼らは努力しているが、それを努力と捉えていないだけだったりするからだ。

幸いにも、最近の私は「小説的技法でエピソードを展開→自分の主張をマイルドに伝える」という、自分なりの投稿のテンプレが出来上がってきた。

「昨日は友だちとイタリアン行ってきました♡」というだけの投稿は面白くない。イタリアンに行ったときに自分の心を揺さぶられた瞬間を、読者が追体験できるようにエピソードを展開し、その上で自分の考えを伝えるようにしている。

あとは、どうしても思いつかなかったり、時間がなかった日のために書いてストックしてある文章がある。いざとなったらそれを投稿すればよいという心の余裕が支えてくれている。

私は日曜の夜になると煮卵や鰹節をきかせた青菜おひたし、にんじんのラペ(酢の物)など日持ちのきく常備菜を作る。水曜日や木曜日あたりになるとカップ麺のお湯を沸かすだけで精一杯という日もあり、そんな日は日曜の夜に作った作り置きに助けられるが、100日投稿を達成するためにはこうした作り置き文章というのも1つの手だったりする。


これをご覧の皆様で「こうするとネタが湧いてきますよ」というアドバイスがあれば、ぜひ教えてください。

そろそろ来週の作り置きを作らないといけないので、今日はこの辺で。





文章の小説的技法に興味がある人は、こちらの教室へどうぞ。

https://note.com/obac10732050/n/n558f24d8ac52

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