ケン・リュウ『生まれ変わり』
今回の本はこちら。
読書感想というよりも書籍紹介になります。
作者のケン・リュウさんは中国系アメリカ人。
SF作家としては、ファンタジー色の強い幻想的な作風が特徴的。
故郷の中国ならず、日本や他のアジアの国をバックグラウンドとした短編を執筆されています。
今回紹介する『生まれ変わり』は、連作短編を含めた20篇が収録されています。
戦争の責任について考えさせられる表題作「生まれ変わり」
インドネシアを舞台にした「ホモ・フローレシエンシス」
タイの売春に切り込んだ「訪問者」
そのほか人類の未来や技術について考えらせられる短編がたくさん収録されています。
一気に読み通すのはキツイくらい、充実の558頁。
一話一話、感想を書きたいくらい面白かったのですが、
それよりも、先入観なく「感じて」欲しい!
というわけで、今回はSF短編集『生まれ変わり』をご紹介しました。
ぜひ、手に取ってみてください!!
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