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徒然1日1冊 Kindle unlimitedタイトル紹介 #2『ノモンハンの夏』

今日の1冊!


真珠湾の2年前。満州国陸軍の暴走が悲劇に繋がる――。

昭和史の語り部、半藤一利がノモンハン事件を描きだす。

 「絶対悪」が、背広をきてソファに座っている……著者が辻政信に初めて会った感慨である。師団によっては76%という絶望的な損耗率のノモンハン事件を扇動しながら、狂いもせず、戦後は国会議員となった男。この戦いを可能にしてしまったのは、いったい何だったのか?
 参謀本部作戦課と関東軍作戦課、二つのエリート集団が齟齬をきたし、満蒙国境の悲劇がはじまった。
 モスクワのスターリン、ベルリンのヒトラーの野望、中国の動静を交えて雄壮に描く、ノモンハン事件の決定版。

 山本七平賞受賞の、昭和の日本を知る上で欠かせない一冊です。
 ノモンハン事件から、第二次世界大戦に敗れゆく日本軍の体質が暴き出されます。

 名著と名高い本書、ぜひ一度手に取ってみてください。


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