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頭からっぽでも出来ることに挑戦するのは、かなり気持ち良いことに気づいた。

こんにちは。
僕は福岡でフリーランスをしている酒井です。
デザインや企画、たまにラグビーの広報的なことやったり、カメラマンやったりして、企業の売上を上げることを生業としています。なんでもやってます。

さて、三日前くらいからとにかく「書くこと」そのものが、もしかしたら結構メンタルのデトックスになっているのではないか。
と思い、毎日PCブラウザを開き、noteを開き、画面右上の「投稿」ボタンをなんの気なしに開いている自分がいます。

つまりは、書きたいことがあって書くのではなく、書きたいかもしれないからとりあえず書き始めてみるか。みたいな感じです。

これは実は坂口恭平さんのnote「継続するコツ」を読んだ影響が多大にあります。坂口さんの文章って、本当にさらさら〜っよめるんですよ。川のように流れているんですよ。

その真似ですよね。というか、やってみたくなったんです。挑戦です。そういう文章を書いてみたらどんな気持ちになるのかやっています。まさに今やってるんですね。

で、一つ気づいたのが、書きたいことないままにキーボードを打つと、なんかこのキーボードの打鍵のパタパタって音の気持ちよさに気づくんですよ。

ああ、キーボードを打つってこんなに気持ちいいんだ。なんか楽器に近いんですよ。この感覚。

ただただパタパタパタっと気持ちよく打つだけで、まぁ、今もそうですね。
パタパタパタパタ。
いいなぁ。って思っちゃうわけです。坂口さん、これ楽しいですね。教えてくれてありがとう。

そんな感じでリズム良くキーボードを打っていくと段々と気持ちも上がってきます。
なにかたいそうなものを生み出そうと思わずに、ただただ今の自分の頭の中を、noteの画面に書き写すと、妙に頭の中がクリアになってくるんです。

あ、あれだ!マインドフルネス的な。坐禅を組んでいるときに近いですね。この感覚。

打つことだけに集中できているというか、頭の中をただただ言葉にしているとそのことだけに集中できるんだ。

さっきまでいろいろ考えていたんです。
新しい仕事はどうやって着手しようかとか、今日の夕方は実家から両親が遊びにくるからどんな美味いもんを用意しようかとか、お客様の動画編集しなきゃなー。とか。

で、同時にいろんなことをやっていると、なんか、考えがまとまらずに動くもんですから、なんか疲れるんです。脳みそって疲れるんですよね。

それが、今はない。この非生産的な文章。ただ頭の中を書き写しているだけの文章を書いている時は全くないわけです。

誰がこの文章を読むとかじゃないんです。自分もあとで読み直すことはするかどうかわからない。ただ気持ちよくキーボードを打つことに集中していることが気持ちいい。たまにボールペンのインクがなくなるまでノートにグルグルと丸書いている人とかいるじゃないですか。

あの感じ、今日初めて理解できたかもしれません。

要するに頭からっぽの状態で体を動かすとめっちゃ気持ちいいってことですね。あぁ、そうか。だからジョギングとかもやっちゃうんだろうな。僕は毎朝ジョギングしてますが、やらされてる感なんかないし、使命感もないんです。
ただ、何も考えずに足を動かしているだけなんです。

記録なんかも取らないし、体重計にも乗らない。ダイエットのためとかでもないですよ。なんか、ただ気持ちいいからやってます。惰性ともちがうんだよな。朝起きて、着替えるのと同じくらいの感覚です。義務感とかないです。やったほうが気分がいいからなんですよ。

この文章もそういう類のものです。
仕事をしている合間に、なんか、いろいろと考えがまとまらなくなってきたなぁ。なんかやだなぁ。みたいになる前に一旦noteに逃げてきているみたいな感じです。

あ、なんか好きな漫画を何回も読んじゃうじゃないですか?僕も場合は松本大洋先生のピンポンがそれなんですが、あの漫画って開いた瞬間に松本ワールドに没入できるんですよ。

似たような理由であだち充先生のタッチなんかもそれですよね。
なんか自分に優しい世界っていうんですかね。この頭空っぽで文章をかくってのも自分に優しい世界を自分でつくっているのかもしれないな。

そんなわけでそろそろ気持ちもずいぶんと晴れてきたので今日はこれくらいでやめておこうと思います。いや、これ本当にいいよ。

ここまで読んでいる人、あなたもなかなかの方です。仲良くなれそうです。面白かったですか?僕はなんか面白かったです。面白いこと書こうとしてないから、気持ちよかったってほうが合っているかもしれません。

なんかいいですよね。あなたもなんかちょっとモヤっとしたら、投稿ボタンをサクッとおして、まずは書いてみたらいいと思いますよ。クッキーに入っているぷちぷちを潰すくらいの気楽さでやっていいんですよ。文章をかくってことって。


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