サポーターズフリーペーパーが街とチームをつなげるその日まで #02 【柏でよりみちアディショナルタイムズ制作秘話】
今回はアディショナルタイムズを制作するにあたって、最初に決めなきゃいけないこと、と記事の中身について紹介したいと思います。
目的と目標
アディショナルタイムズの目的は割とシンプル
・柏を知らないサポーターに柏の飲食や楽しいスポットを知って行ってもらうこと
・サポーターをもてなすことを柏の街の人たちにも『自発的に』やってもらうこと
・サポーターに向けた情報の量を増やすこと
・良い体験をしてもらったサポーターから外に柏の思い出を発信してもらう
目標は
アディショナルタイムズが必要なくなるくらい、サポーターに向けた情報発信を増やして、アディショナルタイムズを無くすこと
私たちがサッカーサポーターを相手に情報発信をすると有効だということを証明して、その有効性を感じて、街の公的なところが同じことを始めてくれると、私たちも普通の生活に戻れるwと思っています。ただ、最近は「AT」に任せれば大丈夫!的な雰囲気が出ているので、思惑とは違うところに行きそうです。(そうじゃないだろw)
目標達成まで、かなり時間がかかりそうです。
テーマ&配布ターゲットを決める
まず、フリーペーパー(つまり情報)を欲している人とはどんな人なのか?ということを考え始めました。サポーターが対象であることは間違いありませんが、ここでは「柏のことを知らないサポーター」と前提をつくりました。
「柏レイソルの観戦に来た柏を知らないサポーター」とは
ビジターサポーター(遠征・アウェイサポーター)だろう、と。
なぜ、ホームのサポーターではないか、というのは、よく道に迷っているビジターサポーターを見かける経験があったのが根底にあるのではないかと思っています。困っている人をなんとかしたい、という考えからでしょう。
メンバー集め
活動を始めるにしても、人数が少なくては難しいと思い、協力してくれそうな人を増やそうと思いました。自分たちの知り合いの中から、声をかけて概要を話し、「お、いい活動だね!」という反応をもらったら、すかさずメッセージグループに突っ込む!その中から残ってくれているメンバーとたまに参加してくれるメンバーにわかれますが、基本的にそのままにしています。
メンバーの中には「いつの間にか入れられていた」という人もいますが、いまでは頼もしいメンバーとなっています。この人なくしてはATの発展しなかったでしょう。
受け取る側の視点を研究
[あって欲しい情報と交流した時に嬉しかったこと]
制作する上で、独りよがりの「自分たちだけ楽しいね」「自分たちがんばってるね」の活動になってはいけないことを最も重要なことにしています。一番重要なことは、フリーペーパーを受け取ってくれた人にとって、「役に立つ情報」でなければいけません。
・柏の情報を「押し付けない」
・相手の欲しい情報に受け取って欲しい情報を「添える」
ここで、前回の記事で出た他のサポーターフリーペーパーをよく研究し、自分たちがアウェイに行った時に困ったことや嬉しかったことを思い出し、何を書くかを洗い出しました。
まず出たのは
・交通情報
・地元グルメ情報
・お土産情報
これは普通に出てくると思います。
ただ、役に立つ情報を書いたところで、目に留まって、興味を持って、手にとってもらうには、ただの情報チラシを配っていると思われては、
受け取ってもらえない恐れ
があります。特に柏の駅前はティッシュペーパー配りや宗教やコンタクトレンズのチラシ、何かの団体のチラシ配りなど、何かを配る人が多い場所です。その中から私たちのフリーペーパーを受け取ってもらうための工夫が必要だと考えました。
ただの情報紙では受け取ってもらえない恐れ。
それを回避した方法は、次回にまた書きたいと思います。(不定期で)
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