基礎は大事



プロローグ


芸人をしていると、飛ばしすぎたネタをしてウケない人を見ることがよくあって、そういうときに思い出すのが、基礎の大切さですよね。
何事においてもよく言われることですが、基礎がないのに応用しようとしたり、ストレートも投げられないのに変化球を投げようとすると、やっぱり上手くいかないもんで。
昔は良かったなんていう人は嫌いですが、やはり人は先人の歴史の上に立っている。

こちらには今週見た映画全部の簡易感想を書いてますので、よろしければ。



「FALL/フォール」 (配信)


高所も閉所も暗所も早いものも、なんもなんも苦手な僕にとって、こういうのは見るに限る!
展開としてはそんなに難しくなく、ただただ終始むず痒くなりました。
たまにはこういうのを見てゾワゾワと、整うのも大事だよね。多分、整うってこういうことじゃないけど。
ていうかおふたりともとてもありがたいお身体でした。
そして、ハンター役のヴァージニア・ガードナーって、ランナウェイズのカロライナなんかい!おお、すげえ!


「セーヌ川の水面の下に」 (配信)


数多のサメ映画があるからこそ、たまにこういうのをぶっ込まれるといいよね。こればっかりじゃつまらないんだけど、たまにはいいんだ。
やっぱりこういうの見てて思うのは、所詮人間様が出来ることなんて限られてて、いかに力のないことか。
生き物を大切に!、って言うやつも、金儲けに走るやつも、結局地球規模で見たらどっちもなんてことない生き物に過ぎなくて、圧倒的力の前にはねじ伏せられるということです。
本当、いずれこうなったとしても何も言えないね。


「湯道」 (配信)


僕はサウナに通いつめたりする人では全くないんですが、やっぱり時たま湯船に浸かりたいもので、特に冬の寒い日なんかに家風呂でも浸かったりすると、日本に生まれてよかった!、と思います。
うちの近くには銭湯なんかもなかったからなかなか行ったこともないんだけど、こういう銭湯を見ると、なんか時間が止まってるようで、いいですね。
日本人の心の奥に眠る原風景って感じがする。
俳優さんたちも本当に素晴らしい方たちばかり出てて、ストーリーの良さも含めて、二つの意味でいい温度でした。


エピローグ


「湯道」を見て銭湯に行きたくなってみたけど、出不精だから腰が重くなる。
子供の頃に通ったわけでも無いのに、たまに行ってなぜだか懐かしい気持ちになるのは、遺伝子レベルの話なんだろうか。

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