作り手と当事者と外野とあれとそれと

プロローグ


6月ということで、今年もいよいよ折り返しが近づいて参りました。
映画は本数じゃないけども、毎日しっかり見ております。
と言いつつ、全然映画館には行けてないからそこは怠慢ですね。
ヴェノムの新作も決まったので、こりゃあ楽しみやで!

こちらには今週見た映画全部の簡易感想を書いてますので、よろしければ。



「ブルース・ブラザーズ」 (配信)


「サタデー・ナイト・クラブ」の同名の人気コーナーのキャストとバンドをベースに、ストーリーをつけて映画化したもの、だそうで、それってすごいね。
内容としては、ワルな兄弟が自分たちがいた孤児院を救うためにバンドで金集めするっていう感じで、どう転んでもいい展開の話なんだけど、なんかコントみたいだし、アクションも結構いいし、良かったですね。
なんかナチュラルに犯罪やりまくってるけど、根は悪くなさそうところがまたいいですね。
最後も、結局許されるとかではなく、普通に捕まるけどそこで歌うというかっこよさよ。
最後のジェイルハウス・ロックって、ミューミューのスタンドだ。洋画を見ると徐々に繋がるね!


「殺人の告白」 (配信)


「22年目の告白 -私が殺人犯です-」も見たので、今回はこちらをば。
個人的には、トータルで言うと日本版の方が好きだったかも。まあもちろん盛大なネタバレしちゃってるっていうのもあるけどね。
でも韓国版は韓国版でカーチェイスとかそういう派手なシーンもあって、良かったですね。
どっちにしろ嫌な気持ちになれる映画でした!


「ミッドナイトスワン」 (配信)


トランスジェンダーの草彅剛さんが従姉妹の娘を預かるところから物語が始まる、と。
難しいテーマだから、LGBT当事者や専門家から様々な意見をもらったっていうのも見かけました。
まあもちろん、みんなが納得する形っていうのは難しいのは分かります。多分海外だったら本当にLGBTの人が演じるんでしょう。障害を持った方とかもそうだしね。
それでも、監督本人も仰ってたらしいけど、草彅剛さんがこれだけの役を演じられたということに意味があると思う。
あれだけの人が演じられたからこそ注目され、そして見る人が増えることで提起された問題に対する意識も上がるわけで、これは良かったと思う。
実際僕はそういう人の気持ちが全く分からないわけで、だからこそこんな浅瀬での感想になるのかもしれないけど、就活のシーンとか実家のお母さんとのシーンとか見てて思うけど、やっぱり生きづらいんだろうな。
そして何より、バレエのまま飛び降りるシーンは驚いたね。
でもひとつ言いたいのは、お金持ちだからって幸せとは限らない、みたいなシーンがこういう映画だとよくあるし、そういう面ももちろんあるけど、基本、お金はあった方がいい!あるに越したことはない。そう思う。


エピローグ


しっかり切り込む作品もあれば、問題提起の作品もある。
何はともあれ、自分は関係ないからと考えてもみなかったことも、映画だったりでメスを入れられるとふと頭の中によぎるようになったりして、それでいいんだと思う。
でも実際その問題に直面してる人からすれば、そんなんじゃないんだ、っていうもどかしさもあって、やっぱり難しいね。
でも、「ふと考える」、これも大事。

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